2007年9月14日金曜日

日本のキャッチコピー事例。

コピー特集「最終日」の本日は、
日本の「西武百貨店」の広告事例。

旅に出る服は、
写真に残る服だ。

私は渋谷の西武に行った時、日常生活の中で
普通にこの広告と接触しましたが、
凄すぎて「グゥの音」も出ませんでした。
文章としても物凄い共感と説得力があるだけでなく、
広告としてもすさまじく課題に落ちていると感じました。

旅行ってそんなに頻繁にしないので、
着ていく洋服も適当に考えがちですが、
「写真に残る」ことを強調されると
一気に重要度が違って見えます。

個人的には生活上の「盲点」を突くことで、
私自身の「思い込み」を「破壊」してくれるコピーは
ドキッとします。

この事例の様なトーンの「コピー事例」は、
最近の海外広告ではあまり見られませんが、
コピーそのものが優れていれば
圧倒的で破壊的な訴求力をもつと感じました。

1 件のコメント:

  1. 僕もこのコピー、
    強い気づきと実感を食らわされた
    大好きなコピーです。

    数年前に、
    宣伝会議の専門クラスに入るためのテストみたいなもので、
    「過去のTCCから好きなコピーを5本選んで理由を述べよ」
    というのがあって、
    そのときにこのコピーを選んだのを覚えています。

    たしか、
    岩崎俊一さんと岡本欣也さんが書かれたものだと思います。


    僕も実際に、街で見てみたかった。

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