2007年10月21日日曜日

東京から消えてほしいもの。

本日も、まったく広告と関係ない事例。
下北沢のレストランに貼ってあった「雑誌掲載記事」の事例。




このレストランは美味しいビーフシチューで有名なお店で、
雑誌の「東京から消えてほしくないもの」特集にも
選定されるくらいの名店ですが、
今回の本題はそこではありません。

今回の問題は、このお店の記事の上下のお店が
「×」印で消されている点です。

「×」印で消されてることによって「当店」以外の
上下2店は「東京から消えてほしいもの」であると
言っている様に見えます。
さらに拡大解釈をすると、
「自分たちが賞賛されるだけでは飽きたらず、
他の店が沈まないと気がすまない」的にも思えてきます。
無意識が表出している気がする事例。

5 件のコメント:

  1. これ、すごいですね。
    「当店」って表示だけでいいはずなのに。

    こうやって、人間の無意識って表に出たりするんですね。
    まじ面白いっす。

    下の×がいいかげんなのも、ちょっと気になります。

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  2. ボクもこの事例を見た時、芥川龍之介の「蜘蛛の糸」に出てくる「この糸は俺の糸だ!」というエゴイスティックなセリフを思い出しました。

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  3. ほんとですね。

    ちなみに、
    そこに載っている他のお店に行ったら、
    どうなってるんでしょうね。

    普通に何の手も加えずに貼ってあったら、
    ますますこのお店の「人間らしさ」が浮き彫りになりますね。

    それとも、同じように他店舗に×をつけていたりして。

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  4. 松本楼も神谷バーもかなりの老舗なので
    そもそも店に「雑誌の掲載記事」など
    貼ってないと思います。

    雑誌記事をたくさん貼ってる店って
    一歩間違うとDHCのCMチックになるので
    老舗はそうやらないでしょう。

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  5. あと書き忘れましたが、
    このお店は下北沢の再開発で、
    東京から消えてしまう可能性があります。

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