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2009年7月11日土曜日

2009年カンヌ⑱「FILM LION③」

本日は今年のカンヌ「フィルム部門」で「Gold」を受賞した
ニュージーランドの「乳がん協会」のCM事例。
制作はY&Rオークランド。



More women should die of old age
より多くの女性が年老いて死ぬべきだ。

という衝撃的なコピーではありますが、
その背景にあるのは若くして乳がんで亡くるなんてバカバカしい。
ちゃんと検査をすれば早期発見ならば直るのだから、
というメッセージがあります。

とはいえ、かなり賛否両論がある気がしますが、
個人的にはかなり良いCMだと思いました。

2009年7月10日金曜日

2009年カンヌ⑰「FILM LION②」

本日は今年のカンヌ「フィルム部門」で「Bronze」を
受賞しているベルギーの牛乳協会のCM事例。





スローテンポな曲で優雅にダンスを踊る老夫婦。
そこに以下のコピー。
People always dance to music from their youth
多くの人々が自分が若かった頃の音楽でダンスを踊ります。


場面は一転して激しいダンスを踊る若者たち。



そこに以下のコピー。
So you know what's awaiting you
どんなことが待ち構えてるかわかってますよね。


つまり現在の若者のダンスは激しいので
自分たちが年をとった時に体がついていかない可能性があるので
今のうちから牛乳を飲んで体を丈夫にしておこうというメッセージ。

現在、世界中で若者に牛乳を飲んでもらう広告が
行われていると思いますが、その多くが送り手の願望型である
ケースが多い気がしますが、この広告は受け手にとって
リアルな動機付けが面白く出来ていると思いました。

【別バージョン】

2009年7月9日木曜日

2009年カンヌ⑯「FILM LION①」

本日はカンヌ「フィルム部門」で「グランプリ」を
受賞したフィリップス社のテレビの事例。
制作はTRIBAL DDBアムステルダム。

このテレビは画面比率が映画館のスクリーン同様に
かなり横長の「21:9」で(世界初だそうです)
この比率にちなんで21時9分から
Webで以下の映像を流したそうです。
ダークナイト的な世界観でソードフィッシュをさらに
スゴクした感じのめちゃめちゃスゴイ映像ですので
ぜひともご覧いただけますか。



以下メイキング映像です。こちらもかなりスゴイです。

2008年7月1日火曜日

2008年カンヌ⑬「FILM LIONS」③

本日は2008年カンヌ「フィルム部門」で「BRONZE」を受賞した
通信企業「ORANGE」のCM事例。
1ヶ月前までの番組を「オンディマンド視聴」できるサービスのCMで
タイトルは「REWIND CITY(巻き戻される街)」。

CMの舞台はインドですが制作エージェンシーは
フランスの「ピュブリシス・パリ」。









タグライン
【Rewind TV last month’s programs on demand】
好きな時にTV番組を一ヶ月前までさかのぼって視聴できます。


ナレーション
【どうすれば時間が戻りますか?】


このCMも「AXE」の「逆回転CM」など過去に
カンヌを受賞した様々なCMの影響を受けて
制作されている感じがしますし、
「なぜインドなのか?」とか「その“巻き戻す”と、
このサービスにおける“巻き戻す”は若干意味が違うくないか?」
など様々な引っかかる点はありますが、それでもかなり
「ハートフル」なまなざしで制作されていて
個人的には物凄くイイCMであると思いました。

現実の生活の中で「時間が戻ればいいのに」と思うことって
結構あると思います。その感情と、見逃したテレビをさかのぼって
視聴できるサービス内容を結びつけるのは若干苦しい気もしますが、
わからなくもないと思いました。

あと「ハッピーエンド」って良くありますが、この場合は
「ハッピーリウィンド」と言いますか過去にさかのぼって
ハッピーな結末があるという不思議な時間のねじれが
商品性とも相まって不思議な感情を創出している感じがしました。