2008年4月22日火曜日

YouTubeセミナー②

本日はYouTubeセミナーのレポート2日目。
YouTubeを効果的に活用した
日本のクリエイターさんお三方の事例。
まずお一人目は「勝手広告」の「神酒大亮氏」。

「勝手広告」さんは読んで字の通り、
勝手に好きな企業の広告を作ってしまうという
ありそうで無かったプロジェクトです。

このパネルディスカッションの司会をされていた
『mediologic.com』タカヒロさんのブログで
「勝手広告」さんの様々なユニークな事例が
解説と共に紹介されているのでご覧下さい。
↓ClickHere!
http://www.mediologic.com/weblog/archives/001516.html

↑上記のタカヒロさんのブログの文中に
以下の様に書かれていましたが、
素晴らしい内容だと思いましたので
そのまま抜粋させて頂きます。

カンヌ広告祭などで日本が受賞しにくいのは、
15秒や30秒と定型化したテレビCMの枠が、商品を
前面に押し出し、しかも販促的な広告が多いからだ、
よくいわれる。

で、あれば YouTube などでストーリー性の高い
広告を作るようにすれば(フォーマット面の
ハードルは乗り越えるので)
日本のクリエイターにもチャンスは
大きく広がるのではないだろうか。

たとえば、カンヌを獲った、Dove のEvolution
なども、YouTube で1000万回以上視聴された広告
なのだが、やはりストーリー性に長けているから
受賞したのであって、単に YouTube にアップした
という(しかけ)によって獲ったわけではない。
つまりはクリエイターの力量=広告そのもの、
が評価されている。その評価はテレビCMだからとか、
そういう媒体軸で評価されるものではないので、
ぜひこの「勝手広告」などのチャレンジに対して、
広告業界人ももっとこうした YouTube のような
世界でチャレンジしてほしいもんだ、と思う。


お二人めは広告ブロガー飲み会にもいらっしゃっていて
「口コミマーケティング」を中核とした
「クロスメディアプロモーション」を支援する
『トライバルメディアハウス』の副社長「池田紀行氏」。
最近手がけられた『100チアガール』の事例を
紹介されていましたのでご覧ください。
(このサイトはとても壮大なスケールであり容量も重いため
 普通のパソコンでは見られないそうですので、
 見られない方はその下のYouTubeでご覧下さい)

↓ClickHere !
http://100cheergirl.jp/

↓「YouTube」ClickHere!
http://www.youtube.com/results?search_query=%EF%BC%91%EF%BC%90%EF%BC%90%E3%83%81%E3%82%A2%E3%82%AC%E3%83%BC%E3%83%AB&search_type=

100本も揃うと圧巻で、これだけの映像を
一度に作ってしまうバイタリティに敬服します。

お3方目は「エニグモ」という会社の「内田洋輔氏」。
『Filmo』という誰でも自由に広告を作って投稿できる
という大変ユニークなサイトを手がけられています。
大手広告主が「クリエイティブブリーフ」を使用して
オリエンしているので、広告クリエイターになりたいと
思っているけど、どうアピールしていいかわからない
という方々はぜひとも利用されてみてはと思いました。
↓ClickHere!
http://filmo.tv/

お三方とも活動内容こそ違えど、激変する広告環境の中で
実験的かつ先駆的な活動をされていてスゴイなと感じました。

Webメディアにはまだまだとてつもない可能性があると
思いますし特に映像分野では、かなり「ゴールドラッシュ」な
予感もします。個人的にも一生懸命勉強して何かしらの事例を
つくっていきたいと思ってます。

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