本日はSONY「プレイステーション2」のゲームソフト
「ラチェット&クランク」が2003年にアメリカで
放映していたテレビCM事例。
このCMは個人的に大好きなCMでして
現在話題のバイラルCM的な表現トーンの
CMのパイオニア的な事例であると思ってます。
このCMは家庭用ビデオで撮影された様な「荒い映像」
でありながらハイレベルな特撮技術を使ってます。
広告の受け手である視聴者の方々は、
昔と違ってかなり目が肥えてきているので
特に若者は「いかにも広告」な感じのCMは
拒絶しやすいと思います。
このCMの様に、私たちが普段目にしている
「日常的な映像」を通して「クレイジーな世界観」を
表現するという手法は、ヘンに「広告的な世界」で
表現されるよりもターゲットにとって受け入れやすい
ものになる気がします。
そしてこのCMは単に非常識なだけでなく
ゲーム内の秘密兵器を「日常的世界」の中で見せることで
「異様なインパクト」を出しながらもこのゲームの面白さである
「非現実的な迫力」をしっかり訴求出来ている気がします。
少なくとも私はこのCMを見てかなりこのゲームを
やってみたいと思いました。
クレイジーなだけでなく広告として
優れているCMであると思いました。
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