本日は本年度のカンヌ「PR LION」で「グランプリ」を受賞した
「BEST JOB IN THE WORLD」の事例です。
(ちなみにDIRECT部門とCYBER部門でもグランプリです)

このキャンペーンは先日このブログでも
一度取り上げさせて頂きましたが
あらためて考えても凄いPRキャンペーンだと思いますので
再度、取り上げさせていただきます。
【↓以前、このブログで取り上げた事例】
http://mochikaz.blogspot.com/2009/05/best-job-in-world.htmlこのキャンペーンはオバマ大統領も選挙戦で活用して
話題になったアメリカのSNS「facebook」や、

ミニブログ「twitter」などの先進的なWebメディアだけでなく

新聞広告「雑報」という、かなりアナログな
求人募集広告を世界18ヶ国で展開。

そのことで様々な国のメディアが反応し・・・

様々な国から膨大な応募があったことで・・・

世界中にグレートバリアリーフの魅力が到達しました。

この事例で個人的に痛感したのが
「PRは部外者まで知ってしまうくらいの勢いが重要」
という点です。もちろん例外もあると思いますが。
そもそもPRによる拡散というのは、
受け手が自主的にそのネタを広めたいと思うか次第なので
どこまで広がるかが計算しづらいと思います。
なのでPRはより広い層それこそ日本中、世界中の
関心がない人達に広げるくらいの志が重要な気がしました。
世の中のワサワサ感をつくることで
真のターゲットを周辺から追い込める様な気がします。
TVCMなどマス媒体のパワーがダウンしたなどと
昨今言われることが多いですが、それでもマス的な広がりを
必要とするケースは完全に無くなるとは
思えないのでTVPRの重要性は今後さらに大きくなる気がします。