2010年3月31日水曜日

具体的でわかりやすいキャッチコピー。

本日はショーウインドーに印字されていた
靴のキャッチコピー事例。



たとえ9時間立っていても疲れにくい

「9時間」というのが具体的で良いと思いました。

2010年3月30日火曜日

かなりニッチな店頭メディア。

本日は、かなりニッチな店頭広告媒体事例。

日本でも食パンのパッケージを閉じる小さな正方形の
厚紙がありますが・・・


この厚紙を媒体化して「ジャム」の広告を掲出。
左側のビジュアルは食パンに塗ったジャム、
裏面である右側には商品ロゴのビジュアル。


食パンには「KOOジャム」が最適という点を訴求。
かなりマニアックではありますが、かなり効果的な
ターゲティングメディアでもあると思いました。

2010年3月29日月曜日

PUMA剥がせるポスター。

本日は先日渋谷駅で見かけたPUMAのミニシールが
貼ってあるポスター事例。

【独特なテイストのイラストのキービジュアル】


【小型のシールが剥がせる様になっている】


剥がせる系のポスターは賛否両論ある気もしますが、
このPUMAのポスターに関してはイラストのテイストが
かなり異質で独特だったので剥がしてる人が多い気もしました。

2010年3月28日日曜日

おまけ付の本。

本日も広告と関係無い事例です。
最近「おまけ」付の雑誌がかなり成功しているらしいですが、
高齢者向けの健康雑誌「壮快」で「腰枕」がおまけになってて
本屋さんの店頭で実物が展示されてありました。
私は高齢者ではありませんが、ちょっと欲しいと思いました。

2010年3月27日土曜日

CanCan×潤肌粋

本日はコンビニの雑誌コーナーで売ってた
雑誌「CanCan」とコーセー「潤肌粋」がコラボした商品事例。

【場所はコンビニの雑誌コーナー】


【CanCan×潤肌粋】


異業種同士が組んで商品を置く場所を変えるという手法は
うまいこといくと相乗効果がある様な気もします。

2010年3月26日金曜日

タクシーのLED。

本日は広告と関係無い事例。
先日タクシーに乗ったらドアの内側に
青色のLEDが設置されていました。



おそらく深夜、暗い道でドアを開けた時にバイクなどが
ぶつからないためのサインなんだと思われますが、
個人的にはなかなかイイ考え方だなと思いました。

2010年3月25日木曜日

映画「第9地区」ポスター。

本日は低予算ながら今年のアカデミー賞「作品賞」に
ノミネートされて話題になった映画「第9地区」の
BOX付交通ポスター。

通常の映画訴求ポスターとは別にもう1枚ギミック表現の
ポスターを連貼りしていました。

【左のキャッチ:人類、立入禁止。右:人間以外 立入り禁止】


【ミニステッカーがTAKE FREE】


両ポスターのキャッチコピーが微妙に違って
若干ややこしい感じもしましたが、それでも
映画そのもの以外のポスターを追加していることで
ちょっとした異物になっていたため無視されないどころか
かなり目立ってる感じがしました。
あと結構BOX内のミニステッカーを取ってる人がいました。

2010年3月24日水曜日

ELLEのスーパー店頭フリーペーパー。

本日はスーパーの店内で見かけた雑誌「ELLE」の
簡易版店頭フリーペーパーの事例。



ここ数年、数々のフリーペーパーを見てきましたが、
本来は書店で販売している雑誌が簡易版とは言え
無料で配布されていると、ちょっとトクな感じがしました。

2010年3月23日火曜日

コンビニのおにぎりに関して。

本日は丸っきり広告と関係無い事例です。

私は「おにぎり」が大好きでして、
「コンビニのおにぎり」もかなり好きです。

時々「どんな具材のおにぎりが商品化されるとイイだろう?」
と空想することも頻繁にあります。
今までかなりの種類を考えてみたんですが、最近「ファミマ」で
私自身がまったく考えてもみなかった具材が一度に2品も登場して
愕然としました。ヒザから崩れ落ちそうになりました。

【その①「味噌汁かけごはん風」】


【その②「たまごかけごはん風」】


「全然意外じゃ無いよ」と思われるお方も
いらっしゃるかもしれませんが、
私自身にとって意外だったのは「味噌汁かけご飯」も
「たまごかけご飯」も若干「液状」な感じがするので
ボロボロして「握れない」感じがしてた点です。
無意識でおにぎりの「具財候補」から除外していました。

2つとも食べてみたんですが個人的にはかなり美味しくて
かなり衝撃的でした。
しかしながら案の定「液状風」だったので封を開けた途端
真ん中から真っ二つに割れてあやうく片側を地面に落とす所でした。
がしかし、それを差し引いてもかなり美味しいと思いました。

この2つの具材は、なんだか定番にはなら無さそうな
気がしますが個人的には定着して欲しいと思いました。

2010年3月22日月曜日

ポカリスエット空港内広告。

本日は空港内で見かけたポカリスエットの看板事例。



空港内の広告はこのポカリスエットの広告の様に
ノーコピーでビジュアルドーン的な感じのものが多いですが、
特にポカリスエットの様なメジャー商品はコピーや
ビジュアルレトリックを排除したドストレートな
シズル広告で訴求するのは王道感があってイイ気がしました。

もちろんこういったドシンプルなビジュアルは
細部の完成度がかなり問われるとは思いますが、
情報だらけの現代社会の中ではこのくらい簡単で強い広告は
訴求力が高いと感じました。

2010年3月21日日曜日

滝の流れるビル「スズヤ」。

本日はご存知の方も多いかも知れませんが、
JR山手線「高田馬場」駅のホームから見える
質屋さん「スズヤ」の看板&ビル事例。

【滝の流れるビル スズヤと書かれた看板】


【看板の背後に本当に滝が流れるビルがあります】


滝が流れるから何なんだという意見もあるかとは
思われますが、とりあえず一度見たら
なかなか忘れない感じにはなっていると思いました。

2010年3月20日土曜日

ギネスビールのコースター型広告。

本日はギネスビールがパブで実施したコースター型広告事例。
コースターにナゾの文字が書かれていますが、グラスに注がれた
黒色のギネスビールに反射すると正式な文字に見えます。
コピーの内容的にはギネスビールが一貫して訴求している
「待つといいことがある」です。
※ギネスビールはお店でグラスに注ぐと泡と液体が分離するまでに
 2分くらいかかるので美味しく飲みたかったら注いだ後は
 ぐっと我慢して2分待った方がより美味しく飲めるという意味。

2010年3月19日金曜日

空手教室のカード広告。

本日は空手教室のカード柄広告事例。
空手でよくやる「板」の試し割り的なイメージを
表現しているようです。

2010年3月18日木曜日

いろいろな意味でアナーキーなOOH。

本日は海外のウイスキー「Maker's Mark」の
クレイジーなこと極まりない変則OOH事例。



ウイスキーをガソリンに例えることってあるとは思いますが
こうやってリアルに表現されるとさすがに引きます。
あとそもそも立体看板+トレーラーでかなり費用がかかってると
思いますが1つの看板にここまでお金をかけてるのが
かなりナゾな感じがしました。パブ露出しなかったら
かなり費用対効果が悪い施策な気がします。

2010年3月17日水曜日

Zoffの店頭ポスター。

本日はメガネチェーン「Zoff」の原宿店の店頭に貼ってあった
ポスターのキャッチコピー事例。

【Zoff原宿店】


【店頭ポスター】


メガネをかけるだけで、
目に入る花粉が半分以下に。


個人的には気づきがあってそうとうイイコピーだと思いました。
簡易製作の店頭ポスターっぽい感じがしますが、
マス広告に使用しても良い切り口な気がしました。

リーズナブルな価格のZoffだからこそしっくり来る
メッセージでもあるとも思いました。

2010年3月16日火曜日

ベネトンの広告。

本日は1990年代に実施された世界的なアパレルメーカー
「ベネトン」の衝撃的な広告キャンペーン事例。
衝撃的なビジュアルが多いので血が苦手なお方は
本日は読まれない方が良いかと思います。

ベネトン社長「ルチアーノベネトン」氏と
フォトグラファー兼ADの「オリビエーロトスカーニ」氏は、
ただ単にカラフルなセーターを表現するという
既存の広告文脈から抜け出し
社会的メッセージを世に問うという企業哲学を
全面に打ち出すことで他企業との差別化をはかりました。

国際的な論争や数々の批判を受けながらも、
一連のキャンペーンは世界中で話題になりました。
(最終的には死刑囚を広告に起用したことが国際的に
大きな問題になって同キャンペーンは中止しました)

個人的には社会的なメッセージを訴求するとしても
もう少しファッションカテゴリーとの相関関係が
もっとあった方がイイ気がしますが、
広告文脈の大胆な変換という勇気と心意気は
かなりリスペクトしていますし、ある部分では
現在でも踏襲できる部分もある気がします。

【不当に働かされる子供たち】


【射殺されたルーマニアの元大統領チャウシェスク氏】


【ボスニアの若い兵士の遺品】

2010年3月15日月曜日

ペプシ・リフレッシュプロジェクト。

本日は3月11日に行われた大柴ひさみさんの講演
「“Conversation is king”時代のマーケティングとは?」
の中で取り上げられていたアメリカのペプシの
社会貢献型マーケティング「Pepsi Refresh Project」に関して。

ペプシは23年間で250億円以上使って出稿し続けてきた
「スーパーボール」のTVCMをやめて、2010年は
「社会貢献アイディア」を一般から募集するという施策を実施。
テーマは以下6カテゴリー。
①健康②アート&文化③食&シェルター④地球⑤地域⑥教育
一般投票およびアドバイザリーボードの審査で選考し、
(大柴さんによるとアメリカ人はVOTE(投票)好きで
投票行為を経ることでフェアに感じる傾向があるとのこと)
毎月1億3千万円、1年間で20億円もの基金を提供するそうです。

【ポスター広告】


【雑誌広告】


【屋外広告】


マーケティングとは「顧客の開発と維持」だという定義がありますが
これまでの広告活動においてはとかく「顧客の開発」つまり
「どれだけ売れたか」だけで効果が問われることがほとんどでしたが
あらゆる業種の産業のシェアが飽和化した現代社会では
顧客の開発よりも「顧客の維持」の方が重要になる気がします。

ご存知の方も多いかと思いますが以下の有名な論文があります。
・新規顧客の獲得には既存顧客を満足させ維持する場合の
 5倍から10倍のコストがかかる。
・平均的な企業は年間に10%から20%の顧客を失っている。
・業種によって差はあるものの顧客離反率を5%低下させれば
 利益は25%から85%増加する。
・顧客一人あたりの利益率は維持された顧客の生涯を通じて
 増加する傾向にある。


平たく言えば、大声で買ってくれという広告をやって刹那的な
お客さんを一時的に呼ぶよりも、しかるべきお客さんと
関係を深めて「生涯顧客」になってもらった方が
よっぽど賢明で誠実でなおかつマーケティングコストもかからない
ということだと思います。

日本の場合はコンビニなどの流通の力が強いため、
流通刺激のために次々と新商品がスクラップ&ビルドされて
長期的なブランドをつくっている余裕が無く、
依然として「顧客の開発」が重視される傾向が強いですが、
(広告表現的に言うと商品名連呼など)
マーケティングを賢明に行おうとするならば、
やはりブランド育成型、生涯顧客醸成型の方が賢いと思います。

また全く別の視点になりますが、ベネトンの一連の衝撃的な
広告のアートディレクターであるオリビエーロ・トスカーニ氏の
著書である「広告は私たちに微笑みかける死体」の中に
世界中の広告スペースの総和はポンピドゥーセンターと
ニューヨーク現代美術館の十万倍の大きさだけど、
このほとんどのスペースで掲出されている広告の大半が人を欺く
楽園のばかげたレトリックで社会にたったく役立つことがない。

といった内容の文章があります。

また私自身が心からリスペクトするバーンバック氏の名言で
以下ようなものがあります。
プロとしてマスメディア使う人間は皆、社会に影響を与えます。
社会を通俗化することもできますし、非道に扱うこともできます。
同時に、より高いレベルに引き上げることもできるのです。


社会貢献型のマーケティングは個人的には
今後のマーケティング活動の方向性の1つの潮流になる可能性も
あると思いますが、ただし社会貢献活動と「実業」との
イメージ連鎖が重要になると思います。

今回のペプシの事例は一番手的なので記憶にも残りやすいですが
競合各社が似た様な施策をやった時の差別化視点で考えると
これまでのペプシのブランドアセットである例えば
「音楽」や「若者」などの要素に特化した社会貢献活動に
フォーカスするなどの視点も必要になる気もします。

2010年3月14日日曜日

シュールな現代アート。

本日は超シュールな現代アートの事例。
ニューヨークの街なかの屋外看板に「ふとんとマクラ」の
アップの写真を掲出。

正式なタイトルが無い「無題」系のアートなこともありますが
まったく意味がわかりませんでした。
しかし、このわからなさ加減が個人的には逆に
なんか妙にひきつけらる感じもしました。

2010年3月13日土曜日

スタバ系飲料の店頭POP。

本日はスタバ系飲料の店頭POP事例。

スターバックスは歩行者に対してよく見える様に
丸型看板を掲出していますが・・・

【スターバックス丸型看板】


店頭でも同じ感じの「立体POP」を掲出してました。

【丸型看板的な店頭立体POP】


面白いと思ったんですが、こちらのPOPは逆に買い物客の
視界に入りづらかったのであまり目立っていませんでしたが
少し工夫すればもっと目立つ気もしました。

2010年3月12日金曜日

プレミアム過ぎるピーチ。

本日は広告と無関係な事例。
プレミアムピーチ1個3150円。
プレミアムにもほどがあると思いました。

2010年3月11日木曜日

Web動画の完成度。

本日はHOME’Sというサイトの動画広告事例。
Webの動画はTVCMなどと違って
完成度が低い方がつっこみ所があってウケやすいという話を
よく聞きますが、そのさじ加減のコントロールは
かなり難しいと思います。

2010年3月10日水曜日

吉野家のプレゼントキャンペーン。

本日は「吉野家」が現在、実施中のプレゼントキャンペーンの
景品に関して。

吉野家創業111周年を記念して「特製丼」と「特製湯のみ」が
当たるみたいなんですが、吉野家の丼と湯のみって個人的には
あまりにも見慣れ過ぎたこともあってプレゼントの景品に
なってて少しだけ意表をつかれました。
ちょっと欲しいと思いました。

2010年3月9日火曜日

巨大スパイダーマンOOH。

本日は映画「スパイダーマン」の巨大OOH事例。
賛否両論あるかと思いますが、
とりあえずかなり目立つとは思います。
ビルの窓を何個かつぶしてしまってるのがスゴイと思いました。

2010年3月8日月曜日

カルディの販促手法。

本日は輸入食品店「カルディ」が店頭でお客さんに
ふるまってくれる「ひと口コーヒー」に関して。




私の地元である下北沢にカルディがあるので
頻繁に行くんですが、入口でいつもコーヒーをもらうので
ほとんど毎回「なんか悪いな」と思って、
何かしらの商品を買ってしまいます。

心理学で「返報性の原理」という
「人間は人から何かもらうとお返しせずにいられない」
という内容の用語がありますが、企業活動においても
まず「Give」してから「Take」するという
「先に施す」発想が案外これからは重要になる気もします。

2010年3月7日日曜日

禁煙OOH。

本日は禁煙を促進させるOOH事例。

【タバコに見立てられたボクシングジムのサンドバック】


【タバコを吸いたい誘惑と戦おうという内容のコピー】

2010年3月6日土曜日

VW「POLO」の雑誌広告。

本日はフォルクスワーゲン「POLO」の雑誌広告事例。

POLOは90年代に「Small but tough.(小さいけど頑丈)」
というタグラインでユニークな広告をたくさん送り出していました。

以下の雑誌広告はPOLOを一切広告上で出さずに
キングコングがPOLOを踏み潰そうとしたけど
逆に自分の足がダメージをくらったという表現により
「小さいけど頑丈な車」という点を訴求しています。

2010年3月5日金曜日

「焼鳥の鉄人」のキャッチコピー。

本日はここ数年で見かけたキャッチコピーの中でも
かなりパンチがあると思った「焼鳥の鉄人」の
キャッチコピー事例。

【場所は新宿御苑の駅の近く】


【パンチがあるキャッチコピー】

1500円だけ
握りしめて来い!!


お客さんに対して「命令形」なのに個人的には
全く気にならなかったどころか、
1500円を握りしめて行ってみようかなと一瞬思いました。

【料金システム】


この「焼鳥の鉄人」というお店は、
そもそも料金システムそのものが個人的には
ユニークでシズる感じがしました。
炭火焼鳥食べ放題、ドリンク飲み放題が
「1時間」で「1500円」というのは
見たことある様でありませんでした。
店内もかなり大勢のお客さんで賑わっていました。

2010年3月4日木曜日

FIATのOOH。

本日は表参道の交差点で見かけたFIATの屋外看板事例。




この表参道の交差点はエリア的にかなりオシャレな場所だと
思いますし、屋外看板もオシャレなファッションブランドの
広告が多いです。

そんな中、上記のFIATの看板は斬新な表現で無いと思いますが
ファッションだらけの看板郡の中で1つだけ自動車の看板だったので
個人的にはこの看板だけ目に飛び込んできました。

アドクラッターの中での広告出稿であっても
その他の広告とは違う性質のカテゴリーもしくは
広告表現だとイメージ的に「ひとり勝ち状態」になる気がします。

2010年3月3日水曜日

交通新聞社新書。

本日は電車内の窓上広告で見かけた「新書」の名称事例。



交通新聞社新書

私が広告の仕事で毒されてるだけかもしれませんが、
この新書の名称は「交通」「新聞」「書籍(新書)」という
「3つの媒体」を示す単語で構成されていてパッと見た時、
一瞬何のことかわかりませんでした。

なんだか不思議なおもむきがある名称だと思いました。

2010年3月2日火曜日

独創的な解決策。

本日は広告と関係無い事例です。



工場内で通常のフォークリフトでは届かない高さの場所に
荷物を積み上げるために、さらにもう1台別のフォークリフトを
乗せて荷物を積み上げているという内容の画像です。
個人的には強引ではありますが既存の思考の枠にとらわれない
かなり創造的な問題解決法だと思いました。

2010年3月1日月曜日

IKEAのテトリス系OOH。

本日はIKEAのOOH事例。
本物の家具を「テトリス」の様にビルボードに設置。