2009年1月31日土曜日

カジノのOOH。

本日は空港で実施されたカジノのOOH事例。



荷物が出てくる場所全体をルーレットに見立てて、
荷物を球に例えています。
ルーレットのシズル感がイイ感じで表現されている
気がしました。

2009年1月30日金曜日

ホワイトハウスをCHANGE。

本日はWebサイトとOOHを連動させた「IKEA」の広告。
オバマ氏が大統領に就任する時に合わせて実施された
タイムリーな事例です。
内容的にはホワイトハウス内の「執務室」の家具を
IKEAの家具で自由にレイアウトできるというコンテンツです。



OOHでも「執務室風」の「リアル製品展示」を実施。



Web上で執務室のレイアウトをするという
「非日常感」もイイ感じだと思いますが、
執務室に実際に入れることってそうないだろうから
リアル展示されていたらかなり興味深いと思われます。

↓ClickHere!
http://embracechange09.com/

2009年1月29日木曜日

高崎のだるま屋さん。

本日はYouTubeの動画の下部分に表示される
「コンテンツマッチ広告」の事例。

おとといのこのブログで取り上げた
「だるまさんが転んだをするネコ」の動画に対して
「高崎のだるま屋さん」の広告が表示されていました。
(時間によって広告主は変化するようですが)



上記の動画は「だるまさんが転んだ」系の映像なので
「だるま」というキーワードつながりで
この広告が表示されているんだと思いますが、
実際には言葉がつながってるだけで
コンテンツ的には何ら関係ありません。

しかし不思議なことに個人的にはこの何ら関係無い
「高崎のだるま屋さん」に妙に興味を持って
アクセスしてしまいました。
そしてあやうく買いそうになりました。



コンテンツマッチ広告は関連性が高い情報に
広告を結びつけるという非常に効率的で
絶大な広告効果が見込める優れた広告手法
であると思う反面、人間はどこかで
「非合理的」な「偶然の出会い」を
望んでいる場合も多い気もします。
こういったデタラメさこそが人間の本質である
という気すらします。

2009年1月28日水曜日

朝だけ現れるOOH。

本日はマクドナルドのモーニングセットの変則OOH事例。
午前6時から午前10時30分までの4時間30分だけ玉子が
割れて中から目玉焼きをあしらった告知看板が登場するそうです。





モーニングセットを訴求するための最適なタイミングである
「朝」という時間帯「だけ」メッセージを訴求しながらも、
玉子が閉じている時間も「何だろう?」と思わせるという
アテンション効果が高い優れたOOH事例だと思いました。

2009年1月27日火曜日

「だるまさんが転んだ」をするネコ。

本日は広告と全く関係ない事例。
有名な動画のようですのでご存知の方も多いかと思いますが
個人的には今まで見た動物の映像の中でもかなりイイ感じだと
思ったのでせひともご覧いただけますか。

2009年1月26日月曜日

広告系総会vol.3

本日は1月23日(金)に五反田で行われた
広告業界の巨大な同業種交流会「広告系総会vol.3」に関して。

今回の参加者は180名以上。
クライアントさんや電博の方々の参加が増えてる感じがしました。
場所は普通の居酒屋でしたが、広告に対して情熱的な方々が
多かったので活気と熱気で空間が満ち溢れている感じがして
スゴかったです。



主催されたのはPV数、影響力共に日本屈指の広告ブログを
運営されている「タカヒロさん」と「広告会議さん」のおふた方。

「タカヒロさんのブログ/mediologic.com」
http://www.mediologic.com/weblog/

「広告会議」
http://blog.kokokukaigi.com/

特にタカヒロさんは博報堂、電通、Googleという日本の広告界の
王道を渡り歩かれているお方で、つい先日独立をされたそうです。
「タカヒロさんの会社/スケダチ」
http://sukedachi.jp/

タカヒロさんは今後、オンラインとオフラインの双方を
ニュートラルに捉えたコミュニケーションプランニングなどを
されていくそうですが、おそらくメディアニュートラルな提案は
今後「広告界全体」の大きな課題であるとも思われます。

オフライン側の人々は急速に成長するオンライン側を
「見て見ぬフリ」をして、逆にオンライン側はオフライン側を
「敵視」していることが多く、双方の間には深い河が
流れている様に感じますが、
消費者はそのどちらでも無いと思いますので
タカヒロさんがおっしゃる様なニュートラルでフラットな
視点で提案することが重要なのだと思います。

その他にも大勢の熱い方々と名刺交換をさせて頂いたのですが
中でも以前からTCC(東京コピーライターズクラブ)で
交流させて頂いていたビーコンのエグゼクティブ クリエイティブディレクターの
阿部光史さんから「ニクマンさん」と「さとなおさん」という
超ビッグネームのお二人をご紹介して頂きました。

「阿部さんの華がある広告ブログGalliano's TVC Review!」
http://gam.boo.jp/blog/

「Web業界のカリスマ・ビーコン渡辺英輝さんのブログ29man」
http://www.29man.net/

昨年かなり話題になった「明日の広告」の著者であり
電通CDC(コミュニケーション・デザイン・センター)の
クリエイティブディレクター佐藤尚之さんのブログ
「www.さとなお.com」

http://www.satonao.com/



そして「CM崩壊」の著者であり超カリスマ広告ブログ
「Ad Innovator」を運営されていてシアトルを拠点とされている
Digital Media Strategies代表の織田(おりた)浩一さんと
たまたま席が近かった瞬間があり、ここぞとばかりに
「広告クリエイティブ」に関する様々な質問をさせて頂きました。

「Ad Innovator」
http://adinnovator.typepad.com/ad_innovator/



織田さんにさせて頂いたたくさんの質問に対する
お答えを要約しますと(正確に要約できてないかもしれませんが)
◆「広告の自動化」の動きはあるが
 「クリエイティビティー」は急に必要無くなるということはたぶん無い。
  しかし市場規模が縮小する可能性は高い。
◆とはいえ広告会社の中核価値は「クリエイティビティー」に
 ならざるを得ないのでは、とも思う。
◆「クリエイティブ」と「テクノロジー」はもっと融合すべき。
 テクノロジーは様々な意味で重要だが特に「効果測定」で重要だ。

といった様に大変示唆に富んだお言葉を頂きました。

ボクと同じ会社からは非常に意識とモチベーションが高い
以下のみなさまが出席されました。
出席者が固定されている感じがするので、
もっと出席者が増えると対外的に「意識が高いエージェンシー感」が
アピールできるのでイイのにとも思いました。

「コミュニケーションのカタチが変わるということ 2nd」さん
http://d.hatena.ne.jp/kikuiken/

「小池屋酒店姉妹店」さん
http://blog.livedoor.jp/bko443116/

「Bite'n Eat All the Thing」さん
http://beatanything.jugem.jp/

「赤ラン!」さん
http://mogumogu-aksk.jugem.jp/

2009年1月25日日曜日

AXE効果ミラーOOH。

本日は男性用デオドラント「AXE」の
「鏡」を使ってモテることを表現したOOH事例。



この事例みたくバカっぽいアイディアの方が
参加してみたいキモチをあおれると思います。

2009年1月24日土曜日

接着剤のOOH。

本日は「瞬間接着剤」が路上で実施したゲリラOOH事例。
コインを実際に瞬間接着剤を使用してイスなどにくっつけます。



そのイスに座った人が、そのコイン取ろうとしても
ガッチリくっついているから取れないということで
強力な接着力を訴求。



おそらくこの事例も本物のお金を使用しているだけに
日本で実施するのはムリだろうと思われますが、
インパクトは絶大だと思います。

2009年1月23日金曜日

チャイルドプレイのゲリラ広告。

本日は恐怖映画「チャイルドプレイ」に出てくる
おっかない人形「チャッキー」を使った
クレイジーなゲリラOOH事例。



街のいたる所でチャッキーに扮した人々がねり歩きます。



それぞれ「包丁」や「斧」を手にしています。



時には人も襲います。



同じことを日本でやろうとしたら、
おそらくどこかからNGが出ると思います。

それ以前にチャッキーの中に入っている人々は
背丈からすると「子供たち」だと思われますが、
「子供たちにそんなことをやらすな」と言われて
幻の企画になること間違いないと思います。

とはいえインパクトは絶大で、もしも実際に
この集団を見かけたらトラウマになるでしょうし、
ヘタしたらPTSDになる人なんかもいるかもしれません。

2009年1月22日木曜日

線路上で自動車展示。

本日は駅構内のそれも線路の上に自動車を展示した事例。



今までに同じアイディアを考えたことがある人は
何千人もいたと思われますが、本当にやってしまった
というのがスゴイことだと思います。

広告主も訴求点も不明ですがインパクトは大きいと思いますし
もし日本で同じことをやろうとしても
ほとんど調整は出来ないと思われます。

2009年1月21日水曜日

人によってメッセージが変化する看板。

本日はBMW「MINI」がアメリカで実施した
OOHとテクノロジーを組み合わせた事例。

事前にMINIのファンサイトで登録した人が
端末の様な物を配布されて自動車に搭載します。

この電子メッセージボード付き広告看板は、
通常は普通の広告コピーが表示されているのですが、
端末があるMINIが近くを走ると、その人に応じた
広告コピーに変化するようです。





この事例は過渡期なので若干アナログ感がありますが、
現在、「デジタルサイネージ」と言って
看板や店内サインなどのOOH媒体が
「動画ビジョン」になることで
動画広告や画面の切り替えが容易に可能になり、
その潜在市場もかなり大きいと言われているようですが、
屋外広告もWeb広告の様にターゲットや時間帯によって
最適な広告表現やメッセージを訴求できれば
より広告の効果は高くなると思います。

ただしやり方を間違うと受け手が広告に付きまとわれてる
という印象を与え、うす気味悪がられる可能性もあるので
慎重な設計が必要だとは思いますが、うまく活用すれば
効果は大きいと思われます。

2009年1月20日火曜日

不思議なCM。

本日は久しぶりに海外のTVCM事例。
結構面白い映像なのでぜひともご覧いただけますか。



どこが東芝なのか良くわかりませんし、
広告としてどうかは何とも言えませんが
映像技法そのものはユニークで楽しいCMだと思いました。

2009年1月19日月曜日

エレベーターの裏技。

本日は広告と関係無いくだらない動画事例。
9秒で終わるのでご覧ください。



実際に間違って押した階は2回押すことで
キャンセル出来るそうです。

ご存知でしたか?
私は知りませんでした。

2009年1月18日日曜日

サッカーが大好きな広告。

本日はスポーツ中継がメインの放送局「ESPN」の
グラフィック広告事例。
ピザもサッカーボールの様にカットするくらいサッカーが心底好きだ
という表現。

2009年1月17日土曜日

WEB蛍光ペン。

本日はWeb蛍光ペンの事例。
最近、Web内の文章に蛍光マーカーを引くことが
できるツールが出たそうですが、
使い勝手が良いならぜひとも使ってみたいと思いました。

2009年1月16日金曜日

ルームランナーの比喩表現。

本日も「比喩表現」の事例。
マンションの一室が異常に長く飛び出しています。



これは家庭内で「ルームランナー」を使えば、
場所をほとんど使わずに長い距離を走れるということを
かなりマニアックなビジュアルレトリックにより表現しています。



賛否両論ある表現だと思いますが、
好きな人にはたまらない表現である気がします。

2009年1月15日木曜日

タバコは人の命を奪う。

本日はタバコが人の命を奪うことを表現した
グラフィック広告事例。
この事例の様に「比喩表現」がうまくいくと、
コミュニケーションの伝達深度が
飛躍的にアップすると思います。

2009年1月14日水曜日

シューズボックス広告。

本日はナイキのシューズボックスを使った事例。
シューズの箱を開けたら内側全体が
サッカー場の様なデザインになっています。



以前スナック菓子の「おっとっと」の箱を開けたら内側に
「おっとっと、また開けてしまったね」と書かれて
不思議な感覚になったものですが、
商品を入れる「箱」というのは、うまく使うと
エンゲージメントを高める手段になると思います。
まだまだ鉱脈がありそうな気がします。

2009年1月13日火曜日

ヘビーなOOH。

本日はファーストフードチェーン店「タコベル」のOOH事例。
具がギッシリつまり過ぎて重量が重いため、
看板が重みに耐え切れずに下半分が落っこちたという内容。

2009年1月12日月曜日

マニアックな洗剤の広告。

本日は、海外の洗剤「TIDE」の、かなりマニアックな
グラフィック広告事例。

洋服が汚れそうで、なおかつ実際にはあり得ない細工が施された
商品のビジュアルにより、あり得ないくらいに服が汚れても
キレイにする洗剤であることを訴求。

【飲み口が複数ある持帰り用コーヒーカップ】


【開封したら飛び散りそうな切り取り線が描かれたケチャップ】

2009年1月11日日曜日

人生を歯ブラシで表現する広告。

本日は歯ブラシで人生を表現した広告。
広告主は不明ですがおそらく金融かなんかだと思います。
歯ブラシという「比ゆ」で表現されていますが、
妙に人生がもの悲しく描かれている感じがしました。

2009年1月10日土曜日

サンダル広告。

本日は海外のビーチで実施された
ビーチサンダルの底を利用したスタンプ型広告の事例。
あちこちに足跡があれば、ひょっとしたら
気にはなるかもしれないと思いました。

2009年1月9日金曜日

カゲよりも速い。

本日はアディダスのグラフィック広告事例。
アディダスのシューズを履いた陸上選手が
スピードが速すぎて自分自身のカゲを追い越して
しまったという、かなりクリエイティブな表現。

2009年1月8日木曜日

イイ感じの電柱看板。

本日は、かなりジミな事例ですが
なんか目にとまった電柱広告の表現事例。



取り立てて斬新なコピーというわけでも無いと思いますが、
それでも電柱広告のお決まりの定型フォーマットを
破壊している感じがするので、無視せずに目には止まりました。

2009年1月7日水曜日

金魚と話せるケータイ。

本日は完全防水のケータイ電話の店頭ディスプレイ事例。



金魚バチの中に金魚とケータイが入っていて、
「CAAL THE FISH/魚に電話しよう」という
コピーと電話番号が記されたPOPが掲出されてます。

その電話番号に電話をかけると、水中のケータイがなるという、
機能訴求をしつつも巻き込み型のエンターテイメント性が
計算されているユニークな店頭事例。

2009年1月6日火曜日

カラフルなOOH。

本日は世界的に有名なチョコレート「m&m's」の
映画館の座席を使用したカラフルなOOH事例。
個人的にはかなりシンプルかつパワフルな
アイディアであると思いました。

2009年1月5日月曜日

密航OOH。

本日は結構マニアックなOOH事例。
中から人間の手がはみ出ている旅行カバンを
空港の中に実際に放置。



コピーは「LESS BUDGET?/予算が無い?」
旅費が高いため旅行カバンの中に隠れて密航しようと
している人という、かなりマニアックな状況設定により、
「格安の旅行を提供している」というメッセージを訴求。

2009年1月4日日曜日

パックマンOOH。

本日は海外の地下鉄の路線図を利用した
「パックマン」の広告事例。





今までに同じことを考えた人は世界中で
何万人もいたと思いますが、本当に実行に移したことが
スゴイことだと思います。
結局は実行力がカギなのだと感じます。

2009年1月3日土曜日

禁煙OOH。

本日は、自動ドアを使った禁煙啓蒙広告の事例。
以下の様にドアが閉じている時はタバコを吸っている
ビジュアルになっていますが・・・



ドアが開くと女性の口からタバコが離れていくことで
「禁煙しよう感」を訴求。



面白いOOHだとは思いますが、この自動ドアが再び閉まると
また口元にタバコが戻ってくるはずなのが気になります。
禁煙は難しいということでしょうか。


「トムソーヤの冒険」で有名な文豪マークトゥエインの名言で
“禁煙なんて簡単さ。今まで何回もやってる。”というのが
ありますが、人間にとってこれまでの習慣を変えるというのは
予想以上に大変なのだと思います。

2009年1月2日金曜日

バーゲンの広告。

本日はバーゲンの広告事例。



二人のお客さんがバーゲン品を
引っ張って奪い合うことで
のびのびになった洋服のビジュアルにより、
おトクなバーゲンであることを訴求。

2009年1月1日木曜日

超巨大なジェット機OOH。

みなさま明けましておめでとうございます。
本年も何卒よろしくお願い致します。

新年最初の事例は、景気イイ感じがする
ビッグビジュアル系のジャンボジェット機の
ラッピング広告事例。

まずは「マクドナルド」のフルラッピング広告。
かなりインパクトがあって相当目立つ広告であるとは思いますが
ジャンボジェットのラッピング広告には数百Kgの
ペンキが必要で飛行状態にも若干影響があるという話を
聞いたことがあるので、そう安易には実行できない気がしますが
インパクトはかなりあると思います。



次に「まじかよ」ってくらいにシュールな
アラスカ航空の「シャケラッピング」の事例。



アラスカと言えばシャケというドシンプルかつ
小学生の様な発想を本当にやり切ってしまったことにより、
絶大なインパクトを生んでいると思いますし、
アラスカシズルもかなり出ている気がします。
地上からどう見えるか見てみたいです。