2008年12月31日水曜日

助かる牛。

2008年、最終日の本日はかなりマニアックかつ
来年の干支である「牛」をテーマにした雑誌広告事例。



広告主は「PIRELLI」という海外の著名なタイヤメーカー。
キービジュアルは、人間の「目」のアップ。
タイヤの広告でなぜ「目」?と、一見 意味不明なのですが、
よくよく見ますと目の「瞳」の部分に
「道端にたたずむ牛」が映っているのです。



つまり、男がドライブしていたら突然牛が出てきて
急ブレーキを踏んで、牛をひかずに踏み止まるくらいに
「良く止まるタイヤ」という点を訴求している超ウルトラ
マニアックな広告表現事例です。

それではみなさま、本年もまことにお世話になりました。
来年も何卒よろしくお願い致します。

2008年12月30日火曜日

変則メタボ広告。

本日は人間とグッズ型広告を活用した変則的な事例。



広告主は不明ですが、
かなり太った男性が浮輪やゴムボートなんかの「吸入口」が
付いたTシャツを着て街を歩くことにより、
「空気を抜こう(やせよう)」という点を表現していると
思われる広告事例。

自戒をこめてますが年末年始の暴飲暴食はひかえましょう。

2008年12月29日月曜日

食べすぎOOH。

本日は海外のスーパーマーケットのレジにある
ベルトコンベアーを使った広告事例。

広告主と訴求点は不明ですが、どう見ても
「たくさん食べること」をフックにした表現であると思われます。
広告としてどうかは何とも言えませんが、
シュールさ加減は個人的にはアリだと思いました。



別バージョン。 一味ちがったシュールさが表現されてますが、
誰もトクをしない表現である気もします。


みなさん年末年始は食べ過ぎに注意してください。
(昨年と同じベタなしめ方)

2008年12月28日日曜日

「クルマの広告」

本日は書籍の事例。
先日KKロングセラーから出版された
西尾忠久さん著「クルマの広告」です。



西尾さんはTCC(東京コピーライターズクラブ)の
殿堂入りを果たされている偉大な広告クリエイターで
ありながらも、DDB(ドイル・デーン・バーンバック)研究の
第一人者であるという、とてつもなくスゴイお方です。

この「クルマの広告」は1950年代からDDBが制作した
一連のフォルクスワーゲンの広告表現を扱われています。

Webメディアの隆盛により現在、広告手法の形が
激変しつつありますが、広告の根底を支える部分は
そう簡単には激変しないと個人的には思っておりまして、
DDBの一連の仕事には、そういった広告にとって
一番重要な「本質的」で「心理学的」で「芸術的」な要素が
凝縮されている様に思いますので、
もし関心があるお方はお読み頂ければ幸いです。

↓想像を絶するリサーチ力と分析力に基づいた
 西尾忠久さんのブログ「創造と環境」
 ClickHere!
http://d.hatena.ne.jp/chuukyuu/

2008年12月27日土曜日

2008年ブロガーが選ぶウェブキャンペーンベスト5。

本日は元ロカリサーチの社長で現株式会社コムニコの
代表取締役社長「林 雅之」さんから、
「広告ブロガーが選ぶ2008年Webキャンペーンベスト5」の
選出依頼のバトンが回ってきましたので、
まことに僭越ながら選ばせて頂きたいと思っております。
※林さんのブログ e cahier【ル・カイエ】
↓ClickHere!

http://lecahier.livedoor.biz/

この企画は、元々は人気広告ブログ
「アドマン2.0@デキる広告マンの作り方 」さんが
発案されたそうでして、様々な広告ブロガーが選出した結果は
アドマンさんのブログで公開されるそうです。
↓ClickHere!
http://ameblo.jp/adman/entry-10182067644.html

私はWebに精通しているわけでは無いので、
かなり乱暴な選出になりますが、まずは第5位から。

◆5位:「かぜひき注意指数」ブログパーツ


5位から3位までは「ブログパーツ」が続きます。
5位はボクと同じ会社のインタラクティブ局が制作した
エスエス製薬のカゼ薬「エスタック」のブログパーツ。

ブログパーツは今年「ユニクロック」大旋風により
一気にメジャーになった広告手法ですが、
この「かぜひき注意指数」の事例はエンターテイメント性を
加味しつつ実用性を踏まえた事例だと思いました。
↓ClickHere!
http://www.ssp.co.jp/staceve/blogparts/sample/index.html

次に4位です。
◆4位:月刊剣道時代の公式ブログパーツ


やっていることはコミカルなのに、
全体的にはかなり剣道の「本格感」をきっちり表現した
トーンコントロールをしている点が個人的には好きな感じです。
↓ClickHere!
http://kendo.blogdeco.jp/sample/

次に3位。
◆3位:「サムライウエポン」


先日ご紹介させて頂いた破壊系のブログパーツ。
↓詳細は以下をご参照ください。
http://mochikaz.blogspot.com/2008/11/blog-post_17.html
これでもかってくいらいにやり過ぎな点がイイと思いました。
↓ClickHere!
http://mikesheetal.com/en/2008/07/19/top-10-japanese-blog-widgets-blog-parts/

次に2位。
◆2位:宅配ピザ「ドミノピザ」の「BFD BUILDER」


これは海外の事例ですが、
「自分が好きな様にピザをアレンジして注文できる」というWebツール。
ずいぶんつまらない事例を2位にしているな 、と
思われるかもしれませんが個人的には現状のWebメディアにおける
施策は「実用性」が重要と思っておりますので、
あえて2位にさせて頂きました。
↓ClichHere!
http://vendor.cpbinteractive.com/bfd/

最後に1位。
◆1位:全日本ご不満放出選手権 booing.jp


この事例は同じ会社のkikuikenさんとオガワタケヒトくんを
中心に制作されたWebコンテンツですが、
同じ会社の人が作ったということは関係なく、
かなりスゴイWebツールだと思いました。

オガワくんから企画段階から話は聞いていて、
不満という抑圧を解放するというコンセプトは
かなり野太くて面白そうだなと思っていましたが、
完成物を見てさらにスゴイと思ったのが、
「ビジュアル」と「動き」のディレクションでした。

ブタのキャラって一歩間違うとベタな感じになりやすい気が
しますが、非常にレベルが高いアートディレクションにより
上品でかわいい感じになっていると思いました。

また不満を書き込むという行為は、ともすれば殺伐とした
感じになりやすいはずが、手書き風かつ高度に計算された
デザインワークにより、まったく切実感が払拭されており
むしろほのぼのとした感じにさえ仕上がっているのが
かなりスゴイと思いました。

そして個人的にはWebのコンテンツは「動き」が
かなり重要だと思っているのですが、
この「booing.jp」の「動き」のディレクションは、
相当スゴイと思いました。
現在の日本のWebコンテンツの中でトップクラスに
キモチイイ動きをしていると思いました。

2ヶ月間で90万PVという凄まじい結果も既に出ている様ですが、
さらにTIAAや国際広告賞を受賞して2次的なパブリシティで頻繁に
見かけることをカゲながら願ってます。
↓ClichHere!
http://www.booing.jp/


ボクからのバトンは1位の「booing.jp」を企画・制作した
Web Strategistオガワタケヒトくんのブログ
『Bite'n Eat All the thing.』 につなぎます。
オガワくん、よろしくお願いします。
↓ClickHere!
http://beatanything.jugem.jp/

2008年12月26日金曜日

RENAULT⑤

ルノー特集、最終日の本日はかなりユニークな
Webバナー広告の事例。
2003年のカンヌ「サイバー部門」でゴールドを受賞している
「ルノーClio」の「Fingerprints」。



バナー内にClioを売りこもうとして必死になっている男がおり、
ユーザーがクリックをしようとすると「汚ねえ手で触んな」などと
態度が一変してスゴまれるというかなりラディカルで面白い内容の
参加型バナー広告です。

↓ClickHere!
http://www.bannerblog.com.au/2006/09/renault_clio_fingerp.php

2008年12月25日木曜日

RENAULT④

本日もルノー特集。
まずは、かなりエキセントリックな
TVCMからご覧いただけますか。



「優雅に走行する」というよくあるタイプのCMと思わせておいて
自動車同士がガンガンに激突し合うことで「頑丈さ」を
訴求するラディカルなCMだと思います。

次に今年度のカンヌのフィルム部門で受賞している
TWINGO(トゥインゴ)のTVCM事例です。



日本人的な感覚では、ちょっとラディカル過ぎて
意味がわからない感じもしますが、
それでもかなりカッ飛んだ内容のCMではあると思います。

ルノーは世界的にもかなりクレイジーでクリエイティブな
広告をたくさん世に出しています。
現在、私がお仕事をさせて頂いているルノージャポンの
マーケティング部のみなさまもかなり先進的かつ
クリエイティブな方々ばかりで、ラディカルな提案に対しても
さらにラディカルなアイディアを言って頂いたりするなど
かなり刺激を受けております。

ルノーさんの様にクリエイティビティの持つパワーを
信じられているクライアントさんがもっと増えれば、
まだまだ広告は機能するものになると思いますし、
楽しい業界になる可能性もあると個人的には思います。

2008年12月24日水曜日

RENAULT③

本日もルノーの事例。
おととしのカンヌFILM部門でブロンズを受賞したCM事例。
ドイツ車よりも日本車よりも、フランス車の方が
頑丈であるという点を訴求。



一般的な先入観ではフランス車はデザインはオシャレだけど
壊れやすそうだと思われている気がしますが、
実際にはドイツ車よりも「頑丈さ」で評価されているそうです。

2008年12月23日火曜日

RENAULT②

本日もルノーの事例。



訴求点は不明ですが、巨大なスノーボールの中に
本物の車が入っていて街頭で展示しているという
クリスマスっぽくてオシャレな製品展示事例。

2008年12月22日月曜日

RENAULT①

私事になりますが本日から5日間、現在私が日常の業務で
担当させて頂いておりますRENAULT(ルノー)さんが、
世界中で実施したクレイジーな広告事例をご紹介させて頂きます。
初日の本日はCLIO(日本ではルーテシア)の雑誌広告。



スポーツ観戦でスタジアムに来たけど、
CLIOの走りが速過ぎて異常に早く着き過ぎたので
スタジアムにはまだ誰もいない、という表現。

2008年12月21日日曜日

ダースベイダートースター。

本日は、ダースベイダーの柄で焼きあがるトースターの事例。
ちょっと欲しい気もしました。
トースターも使い方次第では、まだ鉱脈がある気もします。

2008年12月20日土曜日

2008年ゲリラマーケティング。

本日は超カリスマ広告ブログ「Ad Innovator」さんが
取り上げられていた「4分半で見る2008年のゲリラマーケティング」の事例。
かなり面白いので、ぜひともご覧いただけますか。



↓「Ad Innovator」ClickHere!
http://adinnovator.typepad.com/ad_innovator/

2008年12月19日金曜日

ノートブック型ノート。

本日は、かなり前に日本のカップ焼きそば「UFO」の
プレゼントでもあった「ノートブックパソコン型ノート」的な感じの
外国のグッズ型広告の事例。





仕事をしてる風に見える「なんちゃってグッズ」というのは
まだまだ企画的に鉱脈がありそうな気もします。

2008年12月18日木曜日

フリースロー×新聞広告。

本日は新聞内の異なる2つの広告スペースを使用した事例。
2つの広告スペースは離れているけど、むしろ
「つながってる感」が強く、見てるだけで
投げた後のボールの軌跡までイメージできる感じがします。

2008年12月17日水曜日

本を読もう。

本日はグラフィック広告事例。



キャッチコピーは「Read more.」もっと本を読もう。
異常に小さな頭の男のビジュアルにより、
テレビばっかりみているとバカになりますよ、という点を訴求。
クレイジーだけど結構グサッと刺さるメッセージ広告
であると思いました。

2008年12月16日火曜日

アップル渋谷OOH。

本日は先週の金曜から渋谷公園通りで始まった
「渋谷Colorful Xmas(カラフルクリスマス)」の事例。

クリスマスシーズンに合わせて街路樹をライトアップする
イベントで18本の街路樹をアップル「iPod nano」の
カラーバリエーションと同じ7色のLEDで照らしています。

LEDは10秒ごとにブルーやイエローレッドなど7色に変化し、
徐々に隣の街路樹に色が移り変わるグラデーションの仕掛けで
公園通りをカラフルに彩っています。







【大がかりな装置で照らしています】


↓詳細の記事・ClickHere!
http://www.shibukei.com/headline/5796/

2008年12月15日月曜日

渋谷ナゾのOOH。

本日は、先日渋谷で見かけた広告主不明のナゾのOOH。
知っている人は知っているのかもしれませんが、
私には何のことやらわかりませんでした。



2008年12月14日日曜日

サイバーな腕時計。

本日は広告と関係ない、サイバーな腕時計の事例。
単純にカッコイイと思いました。

2008年12月13日土曜日

たるんだおなか。

本日は見ての通り「たるんだおなか」を表現したOOH事例。
本来の看板スペースに「布」という素材を使用したことが
ユニークなアイディアだと思います。

2008年12月12日金曜日

この文字が読めなかったら危険。

本日は昨日の事例より、もっとトリッキーな
車の「後ろ面」を使用した事例。広告主は不明。



コピー:IF YOU CAN'T READ THIS YOU'RE TOO CLOSE
(この文字が読めなかったら、あなたは自動車に近づき過ぎ)


「車間距離を取ろう」というキャンペーンなんだと思いますが
表現の仕方がトリッキーなことこの上ないですし、
リーチ数に疑問はかなりありますが
しかし個人的には結構好きな感じです。

2008年12月11日木曜日

ベストパートナー。

本日は「パートナーを探す会社」の2台のバスの
「後ろ面」を使用したトリッキーなOOH事例。



コピー:FIND YOUR PERFECT MUTCH
   (あなたに最適なパートナーを見つけます)


この広告の効果や効率は何とも言えない気がしますが
クリエイティビティーがかなり高い表現だと思いました。

2008年12月10日水曜日

何屋さん?

本日も広告となんら関係ない事例。
3つの異なる業種がシュールに組み合わさったお店の事例。



「アパート・マンション」「カレー屋」「青果店」という
まったく脈絡のない3つの業種がなぜか一緒になったお店です。
今までに「2つ」のヘンな組み合わせは見たことありますが
「3つ」は初めてだったので取り上げました。

【微妙なアングルちがい】


2階の焼肉屋さんのネオンが、この一帯のカオス感に
さらに拍車をかけている感じがしました。

2008年12月9日火曜日

買わせてくれない販売機。

本日は広告と一切関係ない事例。



この写真ではわかりづらいかも知れませんが、
この自動販売機はヘンに高い所に設置されていて、
一番上の段の商品を買おうとボタンを押そうとしても
身長170cmの私が「つま先立ちで背伸び」して
やっとボタンが押せる感じなのです。
おそらく買えない人が続出していると思われます。

2008年12月8日月曜日

ユニクロ最新広告事例。

本日は、本年11月に世界の主要都市で実施された
ユニクロ初の世界同時OOHキャンペーンの事例です。

広告商品は「ヒートテック」で、
実施した都市はNY、ロンドン、パリ、北京、ソウル。
ニューヨークではタイムズスクエアを占拠して実施したとのこと。
制作は「dentsu ooh tank」。

冬でも暖かい「ヒートテック」を体験してもらうため、
各国に「Human Vending Machine」(人間自動販売機)を設置。
街でサーモグラフィーカメラを使って体が冷えてる人を見つけ出し、
人間自動販売機がヒートテックをサンプリング。



世界規模でこれだけのOOHキャンペーンを実行した点も
スゴイと思いましたが、個人的には単にインパクトがあるだけの
キャンペーンではなく、サーモグラフィーカメラを活用した
実証広告的アプローチである点が広告としてイイなと思いました。

くわしい記事は↓
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081119-00000522-san-int

世界的に有名な広告メディア「アドエイジ」誌にも取材されてます↓
http://adage.com/brightcove/single.php?bcpid=1370868150&bctid=2572102001

2008年12月7日日曜日

ハブラシバス

本日はヨーロッパの連結式バスを活用した
歯ブラシのOOH事例。



「うまく例えました系」のOOH事例。
この歯ブラシの特長がうまく表現できてると思いました。

2008年12月6日土曜日

新手の目覚まし時計

本日は広告と関係ない事例。
先日ハンズに買物に行った時に
たまたま見かけた「光線銃式の目覚まし時計」。
銃で的の中心を当てないと目覚まし音が
鳴り止まないんだと思います。



かなり面白いと思いましたが、
実際に使った場合どうなんでしょうか。
1日がストレスと共に始まりそうです。

2008年12月5日金曜日

驚きの白さのOOH。

本日は、P&Gの洗剤「アリエール」のOOH。



白い看板と巨大洗濯ばさみというシンプルな構成。
実際に見かけたら、青い空との対比で爽やか
かつシュールに見えるような気がします。

2008年12月4日木曜日

破壊系OOH④

本日の破壊ヶ所は、民家です。



「広告があるはず無い場所」が広告になっているというのが
個人的には一番インパクトがあると思いますが、
「民家」というのは、まさに「意外な場所」だと思います。

2008年12月3日水曜日

破壊系OOH③

本日も破壊系OOH事例。



面白いとは思いましたが「テニス」の「シズル」って
こういうことでは無い気がします。

2008年12月2日火曜日

破壊系OOH②

本日は昨日の小規模バージョン。



昨日の109の事例よりも「こじんまり」してますが、
それでも街の中の公共物が破壊されていると
異様なインパクトがあると思います。

2008年12月1日月曜日

破壊系OOH①

本日から4日間「破壊系」のOOHを取り上げます。
本日はアディダスの「サッカー」をテーマにした事例。



渋谷109のシリンダー広告のビジュアル内の
サッカー選手が蹴った巨大なボールが広告から飛び出して、
109付近に駐車してある本物の自動車を押し潰している
という内容です。

このOOHは当時、実際に偶然見かけたのですが、
かなり街の中で異彩を放って目立っていました。

「破壊されている物」を広告に活用するのは、
一歩間違うとモラルに反すると思いますが、
それでもうまく使えば絶大なインパクトがあると思います。

2008年11月30日日曜日

蜂の巣パトカーOOH。

本日は何年も前に日本で実際に実施された
アタリ社の「カーチェイスゲーム」の変則アドカー事例。

以下の画像ではわかりにくいのですが、
マシンガンで「蜂の巣」状態になったアメリカのパトカーが
さかさまになってトラックの荷台に横たわっているというもの。

2008年11月29日土曜日

とける地球

本日は広告と関係無い事例。



若干ベタであるとは思いますが、
結構わかりやすくて、かつ誰も表現していない
盲点的なビジュアルレトリックな気もしました。

2008年11月28日金曜日

暑くなると出てくるOOH。

本日は大変独創的なOOH事例。





温度が上がってくると「蚊」が現れる・・・
という内容だと思ってて関心してたんですが、
念のためキャッチコピーを翻訳してみたら
「雨でデング熱の蚊が表示されます」という
雨の水で変化するOOHだったようです。
個人的には「温度で変化する」方が
この場合はふさわしい様な気がします。

2008年11月27日木曜日

衝撃OOH。

本日は「4WD」のOOH事例。



実際に広告看板そのものを傾けることで
4WDがバッファローと正面衝突した時の
激しい衝撃感を表現することで「耐久性」を訴求。

2008年11月26日水曜日

意外なクライアントのOOH。

本日は「自動車」の広告と思わせて実は「銀行」のOOH事例。



HSBC(香港上海バンク)を活用すれば
お金持ちになって「高級スポーツカー」を
買って乗ることができるという点を
「ガラス面付」路上看板により、通行人が
あたかもスポーツカーに乗った様な感じになるというもの。

巻き込み型の広告でありインパクトも大きいとは思いますし、
「自動車」の広告でしたら納得な感じがしますが、
銀行の広告として考えるとこれはあまりにも
ひねり過ぎな気がします。

2008年11月25日火曜日

風船ガムOOH。

本日は「風船ガム」のOOH事例。



広告内の少年が風船ガムをふくらましすぎて割ってしまい
そのガムのかけらが看板周辺の木々に実際に飛び散っている
という表現手法により、虚構である「広告の世界」と
「現実の世界」が地続きになり不思議なおもむきを
かもし出すというOOH事例。

2008年11月24日月曜日

ルイヴィトン店頭壁面OOH。

本日は、たまにはオシャレにいこうかなと思いまして、
ファッションブランドの「ルイヴィトン」の事例です。
この画像だとわかりづらいのですが、散歩している途中に
撮影したルイヴィトンの店舗の壁面を丸ごと使用した広告です。



私はファッションに関してまったく造詣はありませんが、
それでもルイヴィトンの広告展開は以前から
ファッションブランドの中でも特に「なんかイイよね」的な
空気感をかもし出していると思っていました。

↑上の広告ビジュアルも、「バッグをぎゅっと抱きしめて
男性の元から立ち去る」という、ベタとシュールが共存した様な
なんか気になるビジュアルでブランド感を
訴求している感じがしました。

その他にも別タイプの広告ビジュアルで
以下2点の様に「遠近法」で「手元の商品」を
とても大きくあしらったビジュアルのものがありましたが、
こちらも商品を「とても大きく見せる」という
広告としてドストレートなことをしていても、
広告表現上なんか「別の計算」を制作者がしている感じがして
まったく「ベタな広告に見えない」どころか
イイ意味でのシュール感も漂っている感じがしました。