2009年2月28日土曜日

au「グリーンロードプロジェクト」OOH。

本日は先日銀座で見かけた「au」の
「グリーンロードプロジェクト」の電子表示板付のOOH事例。



テクノロジーを活用してライブ性やイベント性が高めた
OOHは今後増えそうな気がしますし、
まだまだ巨大な鉱脈がありそうな気もします。

2009年2月27日金曜日

catchball(キャッチボール)。

本日は昨日リリースで公式発表された
「Webコンテンツ」の「PR」を企画推進する新会社
「catchball(キャッチボール)」に関して。



代表取締役はこのブログでもおなじみの「ロカリサーチ」出身で
金城武似の「新甚智志(しんじんさとし)さん」。

リリースによりますと「キャッチボール」を設立した理由は、
・情報環境が多様化した現在、広告メッセージを効果的に伝えるには
「プッシュ型」の情報発信「だけ」では難しくなってきている。
・さらにブログやSNSなどの「ソーシャルメディア」の発展により
「特定メディア」以上に「コンテンツ自身」が集客力をもつケースが増え
 コンテンツを軸にしたコミュニケーションが注目を集めつつある。
・しかし現状のソーシャルメディア領域に着目したプロモーションの多くは
「媒体枠の売買」や「ペイパーポスト」など「広告出稿」の延長線上にある。
・そこでコンテンツがもつ特長を活かしたPR活動の企画推進を
 トータルでコーディネートする役割が必要であると考え
「キャッチボール」を設立されたそうです。


具体的な業務領域は「広告メッセージのコンテンツ化⇒ネタ作り」
から「そのパッケージの流通ルートの確保と最適化」までの
トータルコーディネートだそうです。

個人的にも上記の領域には間違いなく
「潜在マーケット」がある気がします。

しかし元々日本は海外よりも「広告市場」に比べ
「PR市場」が異様に小さく、メッセージ伝達手段は
「マス型」の「広くあまねく上からドーン!」的な
乱暴かつ大きな会社が有利なビジネス文化が
根付きまくってる感じがします。

しかし実際には「大量の媒体枠」を「買わず」に
「ビッグアイディア」を中軸にして
「自発的な情報の広がり」を狙っていくモデルの方が
広告主の視点で見ても大幅な「メディアダイエット」が出来る
可能性がありますし、消費者の視点で見ても間違いなく
「受け手をリスペクトした“健全なモデル”」だと思いますので
「キャッチボール」さんの様な会社には、
ぜひとも頑張って頂きたいと勝手ながら思っておりますし、
私自身もその様な仕事をしたいと思います。

↓「catchball」ClickHere!
http://blog.catch-ball.co.jp/

またこの「キャッチボール」さんは日本を代表する
WEB企画制作会社「バスキュール」と共同設立されております。

このバスキュールさんの仕事はいつもかなりスゴイのですが、
バスキュールさんそのもののサイトも独特のタッチがあって
かなり素晴らしいのでぜひともご覧ください。


↓「バスキュール」ClickHere!
http://www.bascule.co.jp/

2009年2月26日木曜日

ヴァイオリンOOH。

本日は自動車のワイパーを利用した
ヴァイオリンコンサートのゲリラ広告事例。



こんな感じで実施されたそうです。


OOH広告は深いメッセージを訴求しなくても
製品の形状などを「うまく例える」ってだけで
広告として成立する場合が案外多い感じがします。

話は変わりますが私が尊敬する広告クリエイターの
南勲(みなみいさお)さんがブログを始められたようでして
アドレスをご紹介させて頂きます。
南さんはシャープで鋭いだけでなく相当な「毒舌家」ですので
勉強になるだけでなくエンターテイメント性もあるので
ぜひともご覧頂ければ幸いです。

ちなみにブログのタイトル名は「QP(キューピー)」。
ハンドルネームは「キューピーヘッド」。
南さんの髪型がキューピー人形に似てることに
由来してるからだと思われます。

↓【QP】ClickHere!
http://qp2009.cocolog-nifty.com/

2009年2月25日水曜日

人助けするOOH。

本日は人権団体の創造的なポスター事例。
以前「人を助けるのは人しかいない」というコピーが
ありましたが、同じことを創造的かつ立体的に訴求。

2009年2月24日火曜日

ガンダム掃除機。

本日は総合広告代理店のプランナー「カムリブログ」さんで
取り上げられていた「ガンダムカラー」掃除機の事例。



「目」とか「手」とかをつけずに「カラーリング」だけで
キャラクターを表現している点が個人的には好きな感じです。
十分ガンダムということはわかります。

一瞬欲しいと思いましたが生活の中で毎日使うことを考えたら
ちょっとポップ過ぎる気もしました。
でも若干ジミ目な「量産ザク」カラーくらいならアリかも。

ちなみに同じくカムリブログさんで取り上げていた
エヴァンゲリオンの劇場版仕様のキャリーバッグ。
こちらもかなりポップ。


「カムリブログ」↓ClickHere!
http://comelive.blogspot.com/2009/02/gundamuji.html

2009年2月23日月曜日

広告系スピンオフ会。

本日は先週の金曜に表参道で行われた広告業界の
同業種交流会「広告系スピンオフ会」に関して。

主催されたのは広告に対する情熱が凄まじい「即天去私」さんと
先進的な21世紀型クライアント「生活にインサイトを!」さん。

「即天去私」さん
http://souseki.search4search.net/

「生活にインサイトを!」さん
http://www.chatarou.jp/

そもそもこういったネット発のオフ会に参加される方々は
先進的で行動的な「イノベーター層」である可能性が高い気が
しますがその中で個人的に特徴的だと思ったのが以下の3点です。

①情報収集能力が「異様に」高い。
インターネットという情報の高速道路は使い方次第で
どうにでもなると思います。使わないことも出来ますし
F1で走りまくることも出来ると思います。
どう使うかは個人の自由だとは思います。
しかし既に尋常じゃない「情報格差」を生んでいる様に思います。
私より10歳以上若い人たちが私が知らない物凄い量の知識を
蓄え込んでいる感じがします。マジでうかうかしてられません。
知識の量があることが必ずしも十分条件であるとは思いませんが
往々にして量は質を生むので見習わなくてはいけないと思いました。

②フェア、公平、ニュートラルなど「中立的な意識」が強い。
新しいイノベーターの人たちは「不公平なこと」に敏感で
特にこれまでのマスコミ業界が作り出してきたシステムの
問題点を的確に看破している様に感じました。

③「ニコニコ動画」のディープなファンが多い。
「ブランドが神話になる日」という本の中で
「時代のアイコン」になる条件は“その時代の「社会矛盾や抑圧」を
解放することである”と書いてあります。
ニコニコ動画は特に若い人たちの間である種のアイコンに
なっている感じがしますが、その背景には何かしらの社会矛盾や
抑圧があるからな気もしました。

最近「デジタルネイティブ」という生まれつきパソコンがある環境で
育った世代に関する記事などを見かけますが、いずれにせよ
これまでのジェネレーションギャップとは一線を画する変化が人間に
起きている気もしますので、個人的には自分のアタマの中の
リセットボタンを押した上で話を聞くことを心がけてます。
今まで培ってきた常識を一度焼き捨てないと理解しづらい現象が
たくさん起きている珍しい時代に生きている気すらします。

2009年2月22日日曜日

デジタルパレット。

本日も広告と関係ない「デジタルパレット」の事例。



個人的にはデジタルメディアこそ「アナログ感」が重要であると
思っているので、こういうグッズはかなりグッと来ます。

2009年2月21日土曜日

ブラッドピット&デビッドフィンチャー。

本日も広告と関係ない事例。

先日仕事中に六本木ヒルズを歩いていた時に
女性司会者的な声で「それではブラッドピットさんの登場です!」
という日常的にあり得ないフレースが耳に飛び込んで来て
「何だそれは!」と思って近くに行ったら
映画「ベンジャミンバトン」の「プレミア試写会」が
まさに今始まるところでした。

急いでケータイで写真を撮ったのですが、
あまりに遠すぎたので「ブラッドピット氏」であることが
一切わからない感じになってしまったのが残念です。



ちなみにブラッドピット氏の2人右どなりは
「デビッドフィンチャー氏」でした。


個人的には「ベンジャミンバトン」はかなり良い映画だと思いました。
観ている間中、自分自身の人生について考えさせられる
優れた映画だと思いました。

2009年2月20日金曜日

おにぎりをここに置くな

本日は広告と関係ない事例。
下北沢の路地裏を散歩してた時に見つけた
地面に貼られてた貼り紙の事例。

【おにぎりをここに置くな】


こんな感じで地面に貼り付けてありました。


引きで見るとこんな感じ。


下北沢は若者が多くて楽しい街である反面、
ゴミが散らかってたりしてちょっと
きたならしい印象があるのが個人的にも残念です。

私自身も下北沢に住んでいるのですが
私の家の周辺もかなりゴミが落ちてますので
この貼り紙に同情しないことも無いですし
おにぎりを放置するのは良くないとは思いますが
ではこの貼り紙自体は良いのか?という点も気になりました。
あと「置くな」では無い気がしました。

2009年2月19日木曜日

ケータイのバナー広告。

本日はケータイ電話のバナー広告事例。
これまでのケータイバナー広告は文字ばかりで
あまり読む気はしませんでしたが
最近以下のスターバックスの様に
グラフィカルなバナー広告が出始めたことで
かなり見え方が変わってきた感じがします。



個人的にはケータイって相当パーソナルなメディアだから
広告の場としては不向きじゃないかと思ってましたが、
上記のバナー広告を見てちょっと考え方が変わってきました。

2009年2月18日水曜日

北米全土「朝食無料」キャンペーン。

本日はデニーズが北米全土で、つい先日実施した「朝食無料」の
キャンペーン「Denny's Free Grand Slam Breakfast」の事例。

このキャンペーンはアメフト全米No.1を決める「スーパーボール」で
告知されました。



このCM自体は個人的にはそれほどピンと来ませんでしたが
このキャンペーンそのものはかなりスゴイことだと思います。



パンケーキ、目玉焼き、ベーコン、ソーセージがそれぞれ2個ずつ
ついて800㌔カロリーほどあるボリューミーな内容の朝食を
1日限定で北米全土で「無料」にするというのは
かなり斬新かつ盲点なアイディアである気がします。

現在アメリカは失業者の数も増え、
国家そのものに元気が無くなりつつあるので
こういったキャンペーンはおそらくニュースなどの
様々なメディアで取り上げられると思われます。
このキャンペーンに費やしたお金以上に「パブリシティー効果」が
見込める賢い事例であると思いました。

【ニュース番組での映像】


2009年2月17日火曜日

100兆円札。

本日は広告と一切関係ない事例。
頻繁に報道されているのでご存知の方も多いかと思いますが
現在「ジンバブエ」がインフレで凄いことになっている様です。

以下のお札は、なんと「1兆ドル札(約100兆円)」。
「ゼロ」何個ついてんだよって話だと思いますが、
先日このお札100枚分の「100兆ドル札(1京円)」まで
発行されてしまったそうです。

【1兆ドル札】


【100兆ドル札・もはや「0」の表記すらあきらめ案外シンプル】


当然ビール一杯飲むだけでも、こんな感じでお札が必要なようです。


そしてこれらの画像を検索中にさらにナゾなお札を発見しました。
「100兆円札」の「5兆倍」のお札「5000抒(じょ)ドル札」。
もうワケがわかりません。

しかしこのお札は「FIVE SO MANY TRILLION DOLLARS」とか
書いてあるので、おそらく誰かが冗談で制作した「ジョークのお札」
であると思いますが結構シャレになってない気もします。



ちなみに1627年(寛永4年)に吉田光由氏が執筆した
『塵劫記』という書物によりますと
数字の単位は以下の様になるとのこと。

一・十・百・千・万・億・兆・京・垓(がい)・抒(じょ)・
穣(じょう)・溝(こう)・澗(かん)・正(せい)・
載(さい)・極(ごく)・恒河沙(ごうがしゃ)・
阿僧祇(あそうぎ)・那由他(なゆた)・不可思議(ふかしぎ)・
そして無量大数(むりょうたいすう・ちなみに10の88乗)

「不可思議」とかワケわかんないですよね。
「5不可思議」とか言われても全くもってピンと来ないです。

2009年2月16日月曜日

かなり独創的な接着剤のOOH。

本日は一見わかりづらいですが、かなり独創的な
「瞬間接着剤」のOOH事例。

路上に3方向に割れたツボ型オブジェがあるのですが、
接着剤のロゴが書いてある地点からこのオブジェを
見ると、3つの破片がくっついて割れる前の状態のツボに
なっている様に見えるというもの。

2009年2月15日日曜日

サメ番組の番宣OOH。

本日は「ディスカバリーチャンネル」の「サメ番組」の
番宣OOH事例。



ビーチで見かけたらきっと一瞬ドキッとすると思います。

2009年2月14日土曜日

サーフィンOOH。

本日はポスターの一部分を使って波を表現した
サーフショップのポスター事例。



紙媒体を立体的にとらえ直すという考え方は、
まだまだ他の鉱脈がありそうな気がします。

2009年2月13日金曜日

シュールだけどわかりやすい広告。

本日は子供用の「サンブロック」のグラフィック広告事例。
シュールな表現の割にはかなりわかりやすい広告だと思いました。

2009年2月12日木曜日

デビッド・フィンチャー③

デビッド・フィンチャー特集、最終日の本日は昨年末に
放映されたナイキのTVCM事例。

NFL「サンディエゴ・チャージャース」の
天才RB(ランニングバック)「ラダニアン・トムリンソン選手」と
「ピッツバーグ・スティーラーズ」の天才DB(デフェンスバック)
「トロイ・ポラマル選手」の両選手がそれぞれ生まれてプロ選手になり
NFLのピッチで激突する運命の日までを60秒間で交互に見せていく
というCMです。



ラストの流れがかなりイイ感じだと思いました。


2009年2月11日水曜日

デビッド・フィンチャー②

本日もデビッド・フィンチャー氏の特集。
アディダスのサッカーシューズのCMです。
おそろしくスゴイ演出ですのでぜひともご覧ください。

2009年2月10日火曜日

デビッド・フィンチャー①

本日はブラッドピット主演の映画「ベンジャミンバトン」の
監督であり、天才CMディレクターの「David Fincher
/デビッドフィンチャー氏」のTVCM事例。

フィンチャー氏はジョージルーカスの映像特殊効果の制作会社
「ILM/インダストリアル・ライト&マジック社」出身で、
「エイリアン3」で映画監督デビュー。
その後マドンナの「ヴォーグ」のPVや映画「セブン」
「ファイトクラブ」そして個人的にはかなり大好きな映画
「ゲーム」を監督。

本日はそんなフィンチャー氏が1990年代始めに演出した
コカコーラのTVCM「ブレードローラー」の事例です。



私は大学時代にこのCMをテレビで見たのですが、
猛烈に感動したのと同時に、この映像がCMなのか
映画なのか番組なのかがわからずイイ意味で戸惑いました。
良い広告は、広告に見えないことが多い気がします。

2009年2月9日月曜日

さようなら冬かきラーメン。

本日は広告と関係ない、赤坂のラーメン屋さんの
店頭にあった掲示板の事例。



「冷やし中華はじめました」の様に「はじめました系」の
告知物は時々見かけますが「終わった」ことを
訴求する告知物って案外見たことなかったので取り上げました。

「さようなら」っていうのが感情がこもっている感じがして
イイ感じだなと思いました。

2009年2月8日日曜日

ハブ・ア・ブレイクOOH

本日はキットカットのOOH事例。
「Have a blake(ひと休みしよう)」という
ブランドメッセージをイイ感じで表現出来ていると思いました。

2009年2月7日土曜日

スマートなOOH。

本日は超小型車「smart」のOOH事例。
「小型である」という点を屋外看板の定型スペースを
「使い切らない」ことで表現。

2009年2月6日金曜日

海外ドラマ「アグリーベティー」のOOH。

本日は海外のTVドラマ「アグリーベディー」のOOH事例。
このドラマはインパクトがあるルックスの
「ベティー」という女の子が主人公です。



その「アグリーベティー」が以下の様に
ショッピングモールの中などにある「広告看板」そのものに
紙袋をかぶせることでUGLY感(醜い)を訴求。

この事例も日本でやったら、おそらくどこかの団体から
嵐の様なクレームが来ると思われます。

2009年2月5日木曜日

ズーム機能が優れたカメラ③

本日もズーム機能が優れたカメラの広告事例。
「ズーム」という製品機能を非常識な比喩表現を活用することで
かなりバカバカしい(イイ意味で)絵面になっていて、
なおかつ印象度が高い広告になっていると思います。

2009年2月4日水曜日

ズーム機能が優れたカメラ②

本日も昨日のズーム機能が優れたカメラの広告の表現違いです。
イイ意味でいかれてます。

2009年2月3日火曜日

ズーム機能が優れたカメラ①

本日はズーム機能が優れたカメラの雑誌広告事例。
このくらい被写体に迫れるくらいズーム機能がスゴイという
ことを訴求した「比喩表現」。
クレイジーな表現ではありますがインパクトは絶大だと思います。

2009年2月2日月曜日

うす気味悪いOOH。

本日は海外のガム「トライデント」が映画館の
「足元を照らすライト」を使ったOOH事例。



このガムを噛むと歯が丈夫になってキレイになり
「歯が光り輝く」という点を口元のビジュアルのライトで表現。



かなり面白いと思いますが、うす気味悪いとも思います。

2009年2月1日日曜日

ハイネケンのシュールなOOH。

本日はハイネケンのシュールな屋外看板事例。



看板の置くから巨大な手が広告ビジュアル内の
ハイネケンを奪おうとしています。
シュールで面白いですが気持ち悪いと思いました。