2009年6月30日火曜日

2009年カンヌ⑦「OUTDOOR LION①」

本日は今年のカンヌ「アウトドア部門」で「Bronze」を
受賞した「IKEA」の階段OOH事例。

階段を正面から見るとタンスの様なビジュアルになってますが・・・


階段をのぼりきって上から下を見ると
タンスの各段が開いていてキッチリ洋服が収納されてる
ことで部屋の空間をスッキリ有効に使おうという点を訴求。

2009年6月29日月曜日

2009年カンヌ⑥「MEDIA LION③」

本日も今年のカンヌ「メディア部門」で「Bronze」を
受賞したカメラメーカー「NIKON」の
「THE SENSORY LIGHT BOX」というOOH事例。

韓国ソウル最大の地下鉄構内にレッドカーペットが設置され、
その上を歩いた人に対してセンサーが反応して
あたかも芸能人の様にフラッシュが浴びせられるという内容。

2009年6月28日日曜日

2009年カンヌ⑤「MEDIA LION②」

本日も今年のカンヌ「メディア部門」で「Bronze」を
受賞したOOH事例。
海上に複数のお墓型オブジェを建てることで
海洋汚染の犠牲になった「サンゴの墓地」を表現。

2009年6月27日土曜日

2009年カンヌ④「MEDIA LION①」

本日は今年のカンヌ「メディア部門」で「BRONZE」を
受賞した扇風機のOOH事例。

隣のビルの側面に貼られた巨大な扇風機ポスターの
圧倒的な風力によってビルが「ぶわぶわなってる」という設定。

すさまじいスケールかつバカバカしいOOHだと思いました。
ちなみに掲出エリアは中国の上海だそうです。

2009年6月26日金曜日

2009年カンヌ③「PR LION」

本日は本年度のカンヌ「PR LION」で「グランプリ」を受賞した
「BEST JOB IN THE WORLD」の事例です。
(ちなみにDIRECT部門とCYBER部門でもグランプリです)


このキャンペーンは先日このブログでも
一度取り上げさせて頂きましたが
あらためて考えても凄いPRキャンペーンだと思いますので
再度、取り上げさせていただきます。

【↓以前、このブログで取り上げた事例】
http://mochikaz.blogspot.com/2009/05/best-job-in-world.html

このキャンペーンはオバマ大統領も選挙戦で活用して
話題になったアメリカのSNS「facebook」や、


ミニブログ「twitter」などの先進的なWebメディアだけでなく


新聞広告「雑報」という、かなりアナログな
求人募集広告を世界18ヶ国で展開。


そのことで様々な国のメディアが反応し・・・


様々な国から膨大な応募があったことで・・・


世界中にグレートバリアリーフの魅力が到達しました。


この事例で個人的に痛感したのが
「PRは部外者まで知ってしまうくらいの勢いが重要」
という点です。もちろん例外もあると思いますが。

そもそもPRによる拡散というのは、
受け手が自主的にそのネタを広めたいと思うか次第なので
どこまで広がるかが計算しづらいと思います。

なのでPRはより広い層それこそ日本中、世界中の
関心がない人達に広げるくらいの志が重要な気がしました。
世の中のワサワサ感をつくることで
真のターゲットを周辺から追い込める様な気がします。

TVCMなどマス媒体のパワーがダウンしたなどと
昨今言われることが多いですが、それでもマス的な広がりを
必要とするケースは完全に無くなるとは
思えないのでTVPRの重要性は今後さらに大きくなる気がします。

2009年6月25日木曜日

2009年カンヌ②「PROMO LION」

本日は本年度のカンヌ「PROMO LION」で
「Bronze」を受賞している「カールトン(ビール)」の
「DROP THE BOMB」の事例。


カールトンはここの所スケールが大きくてクレイジーな
CMを展開していますが・・・

【参考資料:A Big Ad】


【参考資料:Skydivers】


今年は上記の「Skydivers」のCMの流れで
ラジオ番組で募集した「中古車」を空中から落として
カールトンマークの枠内に落とせるかどうかを競うという
常軌を逸したイベントをオーストラリアで実施したそうです。


その模様は以下。日本では確実にムリだと思います。

2009年6月24日水曜日

2009年カンヌ①「DIRECT LION」

本日から2週間くらい今年のカンヌの受賞作で
個人的に気になった事例を取り上げさせて頂きます。

初日の本日は「DIRECT LION」で「Silver」を受賞した
南アフリカのTBWAが制作した
「TRILLION DOLLAR CAMPAIGN」の事例。

以前にもこのブログでジンバブエが「ハイパーインフレ」で
大変な状態になってることを取り上げさせて頂きました。
(ご存知ない方はご覧ください「ジンバブエ100兆円札」)
↓ClickHere!
http://mochikaz.blogspot.com/2009/02/blog-post_17.html

そのジンバブエで本物の「1兆ドル札」を使用して
有名なラジオパーソナリティーに大量の札束を送りつけて
番組の中でネタにしてもらったり、
様々な広告媒体に本物のお札を使用した
意見広告キャンペーンを実施したそうです。



自動車を運転するドライバーの人たちにお札を手配りしたり・・・


ポスターとして何枚ものお札を使用したり・・・



屋外看板にも無数の1兆ドル札を貼り付けたそうです。
ちなみに当然と言えば当然ですが、
本物の紙幣を使用した広告看板は世界初だそうです。


これらの活動はテレビや新聞のパブリシティや
ブログなどで取り上げられかなりのバズ効果を生んだそうです。

2009年6月23日火曜日

OOH×製品展示。

本日はOOHと製品展示を組み合わせた事例。

屋外広告のビジュアルが自動車の後部を開けた状態になってて
「たくさん積める」的な訴求をしているOOHと思わせて・・・


その看板の奥には本物の自動車が置かれています。


普通に製品展示するのではなく、広告と思わせて実は
製品展示という非常にマニアックかつまだるっこしい
表現話法ではありますが、かなり面白い事例だと思いました。

2009年6月22日月曜日

写真はモバイルで。

本日は新聞とケータイを組み合わせた「新聞社」の事例。
新聞の写真の部分が丸ごと空白になっていて、
この写真はケータイで見られると訴求。
面白いですが若干強引な気もします。

2009年6月21日日曜日

ひどいOOH。

本日は子供への無関心が虚無感を生むという
社会メッセージ型のOOH事例。



Neglected children are made to feel invisible.
無視された子供たちは、
透明人間の様な(さみしい)想いをしている。

という点を壁とポスターの隙間に子供型の人形を置く事で訴求。

社会正義を発信しているつもりが、
この広告自体が子供に対してヒドイことをしてる感じがする事例。

2009年6月20日土曜日

良く乾かせる機械。

本日は洗濯物をしっかり乾かせる機械の事例。
なんかかなりスゴそうですが、実際に使ったら
ブレーカーとか落ちないか心配な気もしました。

2009年6月19日金曜日

ドネルケバブ・ラッピング広告。

本日はドネルケバブのミキサー車ラッピングOOH事例。

ちなみにドネルケバブとは原宿なんかで良く見かける
羊や鳥肉を切ってピタに挟んで食べる中東の料理です。

こんな風にゴロっとした肉を長い刃物で切り落とし・・・


ピタに挟んで食べます。


で、そのミキサー車OOHがこれ。


ケバブーに見えねーって思いましたし
美味しくも無さそうな感じなんで、
ひょっとして逆効果とも思いました。

2009年6月18日木曜日

ベンツに見えるグッズ型広告。

本日はメルセデスベンツのグッズ型広告事例。

ベンツのマーク型グッズを・・・


他の自動車に置いてみると案外ベンツ的な感じに見える
というイタズラ的な事例。画像が荒くてコピーが読めませんが
なんちゃってベンツを見せることで
やっぱ本物の方がイイよね的な訴求をしていると思われます。

2009年6月17日水曜日

頑丈な自動車OOH。

本日はフォルクスワーゲン「POLO」のOOH事例。
「Small but tough(小さいけど頑丈)」という点を
車と割れた巨大レンガで表現。



2009年6月16日火曜日

文章の書き方50。

本日は以前にとある「文章読本」をまとめたものを列記します。
もちろん以下の項目は基本的な定石であって
例外もあるとは思いますが、それでも改めて見ると
私自身いまだにたくさんの文章上のミスをしていることを
再確認しました。

・主語と述語は、なるべく近くに置く。
・文章は、断定形で書く。
・書き出しは短文にする。
・関連性の強い内容を、まとめて前に置く。
・重要度の高いものから先に書く。
・修飾語は修飾される語の近くに置く。
・主語を省いても良いときがある。
・文末に変化をつける。
・1つの文には1つの事柄だけを入れる。
・1つの文が長くてもたつく時は2、3の文に分ける。
・1文の中で同じ言葉を続けて使わない。
・2、3行の間に同じ言葉を続けて使わない。
・同じ意味の文を繰り返さない。
・接続詞は出来るだけ省く。
・カギカッコでくくった文章には句点を打たない。
・内容が違う話は改行して書く。
・1つの解釈しかできない文にする。
・文意を誤解されそうな時は言い換える。
・ある事柄の用件や特徴などは、いつも同じ書き方で説明する。
・肯定部分を先に、否定部分を後に書く。
・肯定文と否定文を混在させない。
・定義は50字以内で書く。
・「例え話」を入れると、わかりやすくなる。
・「故事」や「ことわざ」で、わかりやすく表現する。
・時には「独自の言い回し」を工夫する。
・話し言葉は出来るだけ使わない。
・決まり文句を使いすぎない。
・どこに係るかが不明な表現をしない。
・二重否定の表現はしない。
・漢字は5字以上続けて使わない。
・体言止を3回以上続けて使わない。
・「必ず・・・」は、必要以上使わない。
・「行う」という表現は、なるべく使わない。
・「・・・化」「・・・性」「・・・的」という表現はなるべく使わない。
・「・・・が・・・が」は使わない。
・「の」を3回以上続けて使わない。
・「・・・である」を、3回以上繰り返さない。
・「・・・こと」を必要以上に繰り返さない。
・「私は・・・」の表現を使いすぎない。
・難しい漢字は「ひらがな」で書く。
・接続詞・連体詞・助詞・助動詞などは、かな書きにする。
・意味によって漢字とかなを使い分けた方がよい語句もある。
・初めての用語は、直後に説明する。
・略語を使う場合、始めに正式名称を明記する。
・カタカナの複合語は、間に中点「・」を入れて表記する。
・カタカナ表記をアクセントとして使う。
・「の」「で」をあいまいに使わない。
・接続助詞の「が」を使いすぎない。
・「・・・など」を使う場合は、2つ以上の例を挙げる。
・「ら抜き言葉」は使わない。

2009年6月15日月曜日

雨で変化する広告看板。

本日は落ちにくいマスカラのOOH事例。
女性の顔のアップのメインビジュアルで
右目はこのマスカラを使用し、
左目は他社のマスカラを使用しているという設定で・・・



雨が降ると左目のマスカラは溶けて流れ落ちてしまいます。


「雨」という自然現象で変化するという
奇想天外な発想のOOH事例だと思います。

2009年6月14日日曜日

怖くない歯医者さん。

本日はコルゲートの歯科医内OOH「Smiles」の事例。


子供用歯ブラシのアピールのため、子供たちが大キライな
歯医者を広告接点として選定。


歯医者さんや歯科助手の人たちのマスクが
アメリカ系オモシロアニメの登場人物の口になっていることで
子供たちに治療を受ける際に少しでも楽しいキモチに
なってもらうというキャンペーン。

2009年6月13日土曜日

やっぱり逃げた!!

本日は六本木で見かけたスナックの店名事例。


店名:やっぱり逃げた!!
「なにわ金融道」的な世界観の店名で、笑ってイイのか悪いのか
ビミョウな事例だと思いました。

下部の看板は手書きで、なんか脱力系でした。

2009年6月12日金曜日

PSPのグッズ型広告。

本日は最近、新型機も発表されて話題の
ソニーの小型ゲーム機「PSP」のグッズ型広告事例。

辞典の様に分厚い本の両サイドに右手と左手の写真が
付属しているという、何だかヘンテコなグッズ型広告。


これは大学の授業中などに、あたかもちゃんと勉強している様に
見せかけつつ、この本型ついたてに隠れて後ろで
PSPを遊ぶことができるというイイ感じでくだらない事例。

2009年6月11日木曜日

三千里薬品のクールなビジョンCM。

本日は渋谷グリコビジョンで時折現れる
「三千里薬品」の昔の電飾看板を映像化した広告事例。

【映像化された電飾看板】


【以前は実際に以下の様な電飾看板がありました】


レトロと近未来感が融合して
なんかブレードランナーみたいな感じでカッコイイと思いました。

なんとYouTubeに映像があったのでご覧ください。

2009年6月10日水曜日

ゴミ清掃車OOH。

本日はゴミ清掃車ラッピング広告事例。
ここ最近、以前よりも様々な物が媒体開発されつつありますが
ゴミ清掃車までラッピングできるとは知りませんでした。
以下の写真はオシャレ系な感じの広告がラッピングされてますが
この場合は清掃車との相性はビミョウな気もします。
しかしちゃんと広告主とのマッチングを考えれば
見慣れないメディアではあるのでアリだとは思います。

2009年6月9日火曜日

ビル3連かつらOOH。

本日も異なる3つのビルを使った「かつら」のOOH事例。
使用前、使用後を見せるのは「かつら」の広告の
セオリーなんだと思いますが、掲出場所が変わるってだけで
こうもエキセントリックになるんだなと思いました。

2009年6月8日月曜日

ビル3連スケボーOOH。

本日は3つの異なるビルの壁面を利用した
スケボーの会社のOOH事例。
基本のビジュアルを3分割しただけではありますが、
ビルとビルを駆け抜ける的な躍動感が
イイ感じで表現されている感じがしました。

2009年6月7日日曜日

ベタだけどカッコイイデザイン。

本日はBACARDIのポスター事例。
ロゴと商品とレモンシズル中心に構成された
オーソドックスな広告ですし、デザインレベルが
めちゃめちゃ高いわけではないと思いますが、
「レモンシズル」が妙にカッコ良くてしかも
「飲みたくなる感じ」がかなり表現されていると思いました。

2009年6月6日土曜日

薄いハム。

本日は「切れ味が鋭い包丁」の雑誌広告事例。
雑誌1ページ分くらい「薄く」ハムを切ることが出来ることを
表現することで包丁の切れ味感を訴求。

2009年6月5日金曜日

不況!カレー

本日は下北沢で見かけたカレーやさんの新メニュー事例。



「不況!カレー」
ここ最近、世界的不況で世の中、元気がないと思いますし、
カレーは食べると元気が出るので
「カレーでみんなを元気にしよう」という心意気はアリだとは思いますが
その場合のネーミングは「景気回復カレー」とか「元気カレー」とか
たとえベタになったとしても「ポジティブ」な方が良い気がします。

時代背景である「不況」の方をネーミングに使っちゃうと
皮肉なことに「想い」とは逆の「マイナスな印象」になる気がします。
あと「不況」をうたうなら、もう少し安い方がイイ気もします。

ちなみに「大不況!カレー」もあります。