2009年11月24日火曜日

西尾忠久さん講演会。

本日は先週の金曜に行われた西尾忠久さんの講演会に関して
個人的に響いたお言葉を列記させて頂きます。
※西尾さんのブログ『創造と環境』
http://d.hatena.ne.jp/chuukyuu/

日本の広告界は50年遅れている。

Webには利権が無いから
可能性がある。

1960年代にDDBが起こした10年間におよぶ
クリエイティブ革命を「黄金の10年」と呼ぶそうですが、
世界中の先進国では「あの10年は何だったのか」と
研究され続けているが、日本では無視され続けている。

どうやって企業に「人間らしさ」を与えるかが重要。

日本は一つ一つの広告である「1品広告」のよしあしを
重視するが、重要なのは各広告郡が積み重なっていくことで
浮かび上がってくる「人間像」の形成だ。

コンセプトとは考え方のことであり「この指止まれ」である。

【DDB制作の広告を掲載している西尾さんの蔵書の数々】


【LIFEやNEWYORKERなどアメリカの雑誌】


【フォルクスワーゲンワゴンの生広告】


【観光広告のお手本とされるジャマイカ観光委員会の広告】


西尾さんはTCC(東京コピーライターズクラブ)で名誉殿堂入りを
されている偉大なクリエイターでありながらDDB研究の
世界的な大家としても有名なお方です。
◆「西尾さんのプロフィール」ウィキペディアより
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A5%BF%E5%B0%BE%E5%BF%A0%E4%B9%85

西尾さんの書籍はビルバーンバック氏自身が
自社の研修用に使いたいと100冊購入されたという
物凄い逸話があるそうです。

また西尾さんは来年80歳になられるそうなのですが、
この3年間毎朝午前2時から6時間かけて
ブログをアップされているそうです。
私は朝起きて一番初めにすることはケータイで
西尾さんのブログをチェックすることですが、
毎朝、西尾さんの想像を絶する情熱と行動力に驚愕
させられると同時に、私自身ヘラヘラしてる場合じゃないなと
いつも痛感させられております。

DDB現象という広告主、消費者、広告人の3者全員が
幸せになるという破壊的な広告革命は「10年間の幻想」
だったのではなく、若い人たちにもっと知ってもらって
広告革命を再び起こして欲しいと西尾さんは
思われていますので、ぜひとも西尾さんのブログを
ご覧頂きたいと思っております。

◆西尾さんのブログ『創造と環境』
↓ClickHere!
http://d.hatena.ne.jp/chuukyuu/

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