2007年7月25日水曜日

はみ出す広告2


昨日につづき「はみ出す広告」の事例。 アメリカのドッグフード「ペディグリーチャム」の屋外看板。犬がボールに飛びつくビジュアル。ボール部分が看板から分離していることで不思議なインパクトをかもし出している。













この広告を制作したのはTBWAシャイアットデイ。同社のクリエイティブディレクターの「リークロウ」氏は昨日のアップル「iPod」や「ThinkDifferent」そしてアメリカ広告史上伝説となっているアップルのTVCM「1984」、Adidas「Impossible is nothing」などを手がけるスーパークリエーター。元々ヒッピーでシャアット社に入るために何度も何度もしつこく通いつめたとのこと。元ADだったがコピーの原案も彼自身が書くらしい。 アップルのCEO「スティーブジョブス」氏は、天才だが大変ヒステリックで気難しい人物で、リークロウは錯乱した彼をなだめることができる唯一のクリエーターらしい。自分のプロフィール写真にアップルのデザインのサーフボードをもつあたりは、日本人の感覚には無い良くも悪くもイカしたセンスである。

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