2008年9月8日月曜日

WEBのアートディレクション①自然

本日から5日間、WEBメディアの「アートディレクション」
というテーマで事例を取り上げていきたいと思っております。
(かなり浅いですがご了承ください)

ちなみに「ウィキペディア」によると
アートディレクション(Art Direction)とは、
広告、宣伝、書籍、雑誌、ポスター、(コンピュータ)ゲーム、
テレビCM、会場設営などにおいて、視覚的な面につき、
総括,監督,総合的設計等をすること
という定義になっております。

初日の本日は「WEBと自然」というサブテーマです。
まずは4つの事例をご覧ください。

一つ目は、イギリスの伝統的な紅茶会社のWEBサイト事例。
「Jacksons of Piccadilly」
一度以下のアドレスに飛んで頂いて、お手数ですが
また戻って来ていただけますか。
↓ClickHere!
http://www.jacksonsofpiccadilly.co.uk/main.htm



WEBはデジタルメディアであり、ともすれば冷たくて
血が通っていない感じになりかねないですが、
だからこそ逆に「人間的」だったり「自然」だったり、
「アナログな感じ」が出ている方が「コントラスト効果」があって
「きわだって」見える感じがします。

次に、シャープの亀山工場のWEBサイト事例。
「SHARP The Kameyama Dream plant」
↓ClickHere!
http://www.sharp-kameyama.com/



この事例も「自然な感じ」が「気持ちイイ」動きと共に
心地よく表現されていると思いました。

「ユーザーインタフェイス」が優れていて、
マウスとかクリックしても「なんか心地いい」感じがしました。
デジタルメディアこそ「ヒューマンタッチ」が
重要なのではないかと思います。

次にWEB業界の超カリスマクリエイター中村有吾氏が
2004年カンヌ「サイバー部門」グランプリ受賞した
NEC『ecotonoha(エコトノハ)』。
超有名な事例ですが本日の「自然」というテーマで
外すわけにはいかないので取り上げさせて頂きます。

このサイトは、書き込まれたメッセージの数に応じて
NECが実際に木を植えるサイトで、ユーザーが書いた
メッセージが「木の葉っぱ」の様になって表示されます。  
↓ClickHere!
https://www.ecotonoha.com/ecotonoha.html



次の事例は同じく中村有吾氏が率いる「tha」が制作した
「DROPCLOCK」という時計スクリーンセーバー事例。
水中に落下していくHelveticaといい数字書体を
超スローモーション撮影し映像時計として仕上げています。
↓ClickHere!
http://scr.sc/products/dropclock/



先日、銀座で開催されてた中村有吾氏の展覧会に行きましたが
中村さんの作品はどれも「1/fゆらぎ」的な
「自然界の心地よいフィーリング」に基づいたアートディレクション
および動きのディレクションがなされていて、
かなり気持ちいい感じがしました。

明日は、超シンプルなWEB事例です。

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