2008年9月12日金曜日

WEBのアートディレクション⑤日本のデザイン

WEBのアートディレクション特集、
最終日の本日はWEB独特の世界観で表現された
日本のWEBデザイン事例です。

まずは当ブログでもおなじみ博報堂の福岡正章さんが
昨年カンヌを受賞された
MSN「The Handshake Company」の事例。
このサイトはインターネットを通じて世界中の誰かに
握手を求めるキャンペーンサイトです。
バナーを貼ったサイトにトンネルが出来て、
そのトンネルを通じてバナーを見ている人に
握手を求めることができます。
↓ClickHere!
http://handshake.tfc-i.com/enter_j.html



この事例は、かなり前から知っていましたが
ビジュアルのトーンや世界観に「独特のタッチ」があると
感じていました。他の媒体とは違う、強いて言えば
ゲームに近い感じが個人的にはとても
WEBらしい感じがしました。

次に環境ゲーム「エコエゴ」の事例。
↓ClickHere!
http://www.marukin-ad.co.jp/ecoego/



この事例の場合は、モロにゲームですが、
このかわいい感じもWEBとの親和性が
とても良い様に感じました。
個人的には「かわいさ」というのもWEBにおける一つの
キーワードな気がします。

最後は中村有吾さんが最近制作された書体・フォント販売の
MORISAWAの「fontpark2.0」。
↓ClickHere!
http://fontpark.morisawa.co.jp/



先日も書かせて頂きましたが、WEBにおける
アートディレクションは単にビジュアルのトーンを
コントロールするだけでなく「動き」のディレクションが
かなり重要だと思われます。

WEBメディアはユーザーがモニターに対面して
能動的に視聴されるメディアなのでTVCMの演出家以上に
「動き」のコントロールが重要になると思います。
中村さんの作品はどれも「動き」に独自の美意識が
感じられて(当然ビジュアルも)他のメディアとは違う
WEBメディアならではの世界観を構築されている
ように思いました。

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