2008年1月28日月曜日

インターネット動画。

本日は1/26土曜に六本木で行われた
インターネット動画イベント
「動画人JAPAN」のレポートです。
このブログは「広告系ブログ」ですので、
「広告的観点」からインターネット動画の
考察をしていきたいと思います。
http://dougajin.com/event/


これまでのインターネットは、
文字や写真・絵などの静止画が主流でしたが、
技術が進歩して映像でブログをやる人などが
段々増えてきたそうです。

今後、グーグルの「アドワーズ」的な感じで、
「検索連動型」の「映像CM」などがガンガンに出てきたら、
これまでCMをやりたくても媒体費がなくてやれなかった
「準大手の広告主」がたくさんネット動画広告に
参入する可能性もあると思います。

そうすると新たな映像市場が生まれ
「ネット映像クリエーター」の様な、
新たなそして巨大な雇用も生まれる可能性があります。
ひょっとしたらロングテール的に中小企業レベルでの
動画広告市場が生まれる可能性も無くは無い気もします。

私自身も過去に仕事で映像の演出や編集を
したことがありますが、映像系の仕事って、
とても楽しくてかなりヤミツキになる感じがしました。

「映像マーケット」がもっと大きくなって、
より多くの人が映像でビジネスができるようになると
かなり楽しい社会になる気がします。

このイベントでは、そういった「超大型映像社会」の到来の
兆候のようなものを感じました。

イベントでは数々のクレイジーなビデオブロガーの方々の
プレゼンがありましたが、みなさんある意味、
自分のテレビ局を運営している的な感じでした。
しかもこれまでのテレビ局とは違って
表現チェックが無いためタブー的でなおかつ
マニアックそしてテレビの深夜番組以上に
実験的な映像が多くて面白かったです。

1990年代のアメリカのケーブルTVから
「マイケルムーア」が出てきましたが、
そんな感じの可能性もある気がしました。

イベントは六本木のオシャレなクラブで
200人くらい参加していてかなり大盛況でした。
司会は広告ブロガー飲み会にも参加されていた
アジャイルメディア・ネットワーク株式会社の
徳力基彦さんで(http://blog.tokuriki.com/
同じく広告ブロガー飲み会に参加されていた
時事通信の湯川鶴章さんの(http://it.blog-jiji.com/
ネット動画に関するお話があり、
そしてEmTVのデモンストレーションがありました。(http://www.emtv.from.tv/

第2部は海外のビデオブロガーSchlomo Rabinowitzさんによる
トークショー(http://schlomolog.blogspot.com/
モデレーターはタジーさん(http://amino-tajee.com/

そして「ヒマナイヌ」さんと(http://www.himanainu.jp/
「ふりふり組織ソーシキ博士」さんと
http://homepage2.nifty.com/furifurisoshiki/
エンタの神様にも出演しているデジタル芸人の
「アキラボーイ」さんの飛び込みプレゼンがありました。
http://www.akiraboy.com/

【アキラボーイ「ネタ画像」】



第3部は日本のビデオブロガーによる発表会で、
これがかなり面白かったです。

ビデオチャットを使用しながら集団で
映像をアップして、時間がある人が編集をするという
かなりクリエイティブな仕事の進め方をする
「Tokyo Drift」さんの事例。(http://tokyodrift.jp/) 
面白い買物などを紹介するビデオブログ
「ジェット☆ダイスケ」さん(http://shobizuba.com/

そして、この日のイベントで最も盛り上がった
365日面白い映像を作り続けてネットで公開する
メグウィンさんのMEGWINTVの(http://megwin.com/) 
そうとうイイ意味でくだらない映像が紹介されました。
MEGWINさんの映像は「MTV」に注目されて
同社のキャンペーンでも使用されたとのことです。

【MEGWINTV「ピタゴラ拷問スイッチ」】



【MEGWINTV「240個のバブをお風呂に入れる」】



インターネットは「ジャッカス」的な
くだらない実験やチャレンジをする映像というのが
妙に栄える感じがしました。

何年か前にアメリカでもミントキャンディーの
「メントス」をダイエットコークに入れると
吹き出しまくることを利用した、
くだらない映像がかなりバイラルしまっくった様に、
日本でも同じような動きが今後多発する可能性も
あると思います。

【Diet Coke + Mentos 】



「広告」としては、どの様にこれらの
ネット的マニアック系オモシロ映像と向き合っていくか
というのは、かなり「慎重」にかつ「前向き」に
考えていくかというのが今後の課題の一つと感じました。

会場には電波少年のTプロデューサーでおなじみの
「土屋プロデューサー」もいらっしゃっていましたが、
「ビデオブログは」メディアの大物も
注目している動きの一つなのだと思われます。

1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

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