2007年11月6日火曜日

クリエーター自身のブランディング②

クリエーター自身のブランディング特集、
2日目は広告史上最高のクリエーター、
「ビル・バーンバック氏」の事例。

私はバーンバック氏のことを
心の底から尊敬しています。
「彼の発言」「彼がしてきた行動」「彼のビジョン」
どれをとっても信じられないくらいの
「天才性」と「他者に対する配慮」に
満ちていると思います。憧れてます。

しかし、そんな完璧なクリエーターである
バーンバック氏に関して、たった1点だけですが
「引っかかる点」があります。

それは彼自身の「プロフィール写真」です。

この写真は、現在においても様々な本で
バーンバック氏を紹介する時に
最も使用される写真ですので、
ご存知の方もいるかと思います。

しかし史上最高のクリエーターに対して言うのも何ですが、


「なんなの?このポーズ」


「ジャスコか!」って感じですよね。

このポーズは、チラシのモデルとかならば
アリかもしれませんが、不自然きわまり無いですし
プロフィール写真としては、どうなんでしょうか。
「特殊なポーズ」であるにも関わらず、
「何を表現したい」のかもわかりません。

私は以前から、このバーンバックのプロフィール写真が
頭に引っかかって仕方がありませんでした。
カッコ良さを表現しているのか、
それともこれからデッカイ仕事を成し遂げていく
「大志」みたいな感じを「船出的に」表現しているのか、
いずれにせよ「何を表現している」にしても、
このポーズは「変」でしょう。
よって自分ブランディング「不思議部門」に勝手に認定します。

しかし、ここまで「このポーズ」について
考えさせられている時点で、
既にバーンバックの術中にハマってるのかもしれません。
「何の術中」かはわかりませんが。

明日は「美意識系クリエーター」の特集です。

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