2007年11月14日水曜日

iPhone TVCM

本日は既にアメリカで発売されている
アップル「iPhone」の3本のTVCM事例。

まずは1本目。
あまり製品機能の詳細を訴求しないティザー型のCM。


キューブリック監督の映画「2001年宇宙の旅」に出てくる
「モノリス」をモチーフにした表現。

そうとうベタな気がするので、
リークロウおよびTBWAシャイアットは
関与していない気がします。

以下の2本は製品機能をドストレートに訴求したCM。

iPhoneの様に、製品機能が斬新な製品の場合は、
このCMみたいに、あえて表現ジャンプを抑えて
クールに機能を見せるタイプのCMの方が
効果的に感じました。
こちらはおそらくシャイアットが関与している気がします。

iPhoneのCMは機能訴求CMが
数タイプ存在しますが、次のCMは
その中でもクリエイティブ型の事例です。


正確な意味はわかりませんが、
おそらく「パイレーツ・オブ・カリビアン」を見て、
急に「シーフード」が食べたくなったりすることもある、
みたいなことを訴求している気がしますが、
もしそうだとしたら結構クールな気がしました。

「映画が見られてなおかつ携帯電話である」という
製品機能を即物的に描きつつも
クールなユーモアも付加している
優れた広告であると感じました。

何しろこの一連のCMを見て(モノリス篇は除く)
私はiPhoneが欲しくなりましたし。

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