本日も、まったく広告と関係ない事例。
下北沢のレストランに貼ってあった「雑誌掲載記事」の事例。
このレストランは美味しいビーフシチューで有名なお店で、
雑誌の「東京から消えてほしくないもの」特集にも
選定されるくらいの名店ですが、
今回の本題はそこではありません。
今回の問題は、このお店の記事の上下のお店が
「×」印で消されている点です。
「×」印で消されてることによって「当店」以外の
上下2店は「東京から消えてほしいもの」であると
言っている様に見えます。
さらに拡大解釈をすると、
「自分たちが賞賛されるだけでは飽きたらず、
他の店が沈まないと気がすまない」的にも思えてきます。
無意識が表出している気がする事例。
5 件のコメント:
これ、すごいですね。
「当店」って表示だけでいいはずなのに。
こうやって、人間の無意識って表に出たりするんですね。
まじ面白いっす。
下の×がいいかげんなのも、ちょっと気になります。
ボクもこの事例を見た時、芥川龍之介の「蜘蛛の糸」に出てくる「この糸は俺の糸だ!」というエゴイスティックなセリフを思い出しました。
ほんとですね。
ちなみに、
そこに載っている他のお店に行ったら、
どうなってるんでしょうね。
普通に何の手も加えずに貼ってあったら、
ますますこのお店の「人間らしさ」が浮き彫りになりますね。
それとも、同じように他店舗に×をつけていたりして。
松本楼も神谷バーもかなりの老舗なので
そもそも店に「雑誌の掲載記事」など
貼ってないと思います。
雑誌記事をたくさん貼ってる店って
一歩間違うとDHCのCMチックになるので
老舗はそうやらないでしょう。
あと書き忘れましたが、
このお店は下北沢の再開発で、
東京から消えてしまう可能性があります。
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