本日は、先日「ハイチオールC」の風情があるOOH事例をご紹介
させて頂いた博報堂の福岡正章さんが最近制作されたOOH事例。
今年の8月に赤坂のAPAホテルで実施された
サッポロビール「麦とホップ」の「浴室の鏡」を使用したゲリラOOH。
実際の商品を配布する「サンプリング」とセットで実施されたそうです。
コピー「今が飲み頃 麦とホップ。」
乾いた状態では文字が出ずにシャワーを浴びた時だけ
浴室が曇ってくると文字だけが浮き出ます。
ホテルの浴室の鏡に「文字部分」を抜いた抜き型を使用して、
その部分だけ曇り止めの液剤をスプレーしたそうです。
「風呂上りのビールはうまい(発泡酒なども含む)」という
インサイトを軸に絶妙なタイミングでメッセージを訴求されています。
以下、福岡さんのメールからの抜粋。
日よけと同じ考え方なのですが、
広告じゃないところが突然広告になると
インパクトありますよね。
そして、そこで出てくるメッセージが、
そのシチュエーションにピッタリなら、
強くエンゲージできる。
おっしゃる通りだと思います。
最近はテレビメディアのパワーが落ちてきているため
それに伴って「広告は終わった」的な論調の意見を良く目にしますが
逆に広告は形を変えてもっと面白くなる可能性がある気がします。
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