2007年8月30日木曜日

いじめ体験型Web広告。

本日はWeb変則バナー広告の事例。
まずは、お手数ですが以下のアドレスをクリックして
このバナー広告を体験したうえで戻ってきて頂けますか。
ちなみに行った先でマウスポインタをこのバナーの上に
合わせてバナー内でいろいろと移動させてみてください。
↓Click Here!

このWeb広告の訴求点は単純で
“いじめられている人の身になってみると
いじめの問題をもう一歩深く考えるようになる”である。

とかくCMなどこれまでの4マス広告では
「いじめをやめよう」みたいな一方的で願望型の
メッセージを突きつけるやり方が主流であったが、
前園に「いじめ、かっこ悪い」とか言われた所で
いじめをやめるほど人間の心理は甘くはない。

いじめに限らず人間は他人の立場になるのが苦手なので、
「相手の立場に実際になってもらう」というのが、
どんなメッセージを突きつけるよりも効果的だったりする。

このWeb広告は例え擬似的であれ、いじめられた状態を
双方向性を駆使しながら私たちに意識させる。

この広告はカンヌなどを受賞していなかったが、
Web広告の一つの方向性および可能性を
示唆しているように感じる。

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