本日は今年度カンヌ国際広告祭サイバー部門Viral Advertisingで
BRONZEを受賞したサングラスのレイバン社のバイラルCM
「SUNGLASS CATCH 」をご紹介します。
ご覧頂けるとおわかりになると思いますが、
かなりバカな内容なのである(当然良い意味で)。
これまでのマス広告は、ある意味「上から下に物申す」
様なものが主流であった。
一部のマスコミなど限られた人しか、
「マスコミュニケーション」をすることが出来なかったので、
ある種の「特権化」していたことが関係していると思われる。
しかしインターネットの機能が安定するに従って、
あらゆるものが「対等になっていく」という力学に
拍車がかかっている感じがある。
バイラルCMのポイントは、消費者自身にメディアに
なってもらうことであるが、
他人に紹介したくなるCMというのは、上記のレイバンの様に
「すっげぇ、バカなCMなんだけど見てよ」みたいな一言と共に
見せれるくらいスキがある表現の方が適している。
いずれにせよ、インターネットによる「対等化」の流れは
今後も進むはずであり、広告主も制作者も
これまでの様に「いばったコミュニケーション」では通じにくく
なることが予測される。
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