本日は、渋谷のツタヤの店内で見かけた
海外TVドラマ「HEROES」の変則OOH事例。
見ての通りエスカレーターに乗っている時の
傾斜した上部分に「HEROES」のポスターが貼ってありました。
このスペースは以前からツタヤ店内の中でメディア化されていると
思われますが、個人的にはクリエイティブ型ではないですが
優れた媒体スペースだなと思ってました。
ツタヤの店内は以下の写真↓の様にDVDやCDなど様々な
商品パッケージや広告ポスターなど情報だらけだと思います。
これだけ情報ノイズが多いと、仮にポスターを貼ったとしても
たいていの場合はイメージ的に埋もれてしまい
ほとんど機能しない気がします。
上記のエスカレーターOOHが優れていると感じる点は
店内アドクラッター(広告洪水)から抜け出た場所で
「ひとり勝ち状態」で広告を掲出出来ていますし、
しかもエスカレーターに乗っている時って、
うるさい店内の中でも一瞬リラックスした状態で
数秒間「ぼけ~」と白昼夢状態になる油断した場所な気がするので
広告が「すっ」と入って来やすい感じが個人的にはします。
この事例に限らず、アドクラッターから避ける工夫と
受け手が広告を見る構えがない油断した場所で不意打ちする
という点に関してはまだまだ考察のしがいがある気がします。
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