2008年10月1日水曜日

ともだちOOH。

本日は最近上映された日本映画「20世紀少年」のOOH事例。





この事例は掲出場所やメディアの形状は一般的ですが、
ビジュアル自体が「わかる人にしかわからない」
結構マニアックなビジュアルだと思います。

渋谷は世界的に見ても通行人がきわめて多い都市だと思いますが
その渋谷の中でもかなり目立つ場所でのOOHだけど
原作のマンガを知らない人にとっては、
まったく意味がわからないビジュアルで勝負している
かなり大胆な広告だと思います。

以前「誰にも似合う服って結局誰にも似合わない」という
主旨の非常に素晴らしいコピーがありましたが、
これまでのマスコミュニケーションの大半が
大勢の人に向けたメッセージでしたが、
今後はこの事例の様に「わかる人にだけわかってもらえればいい」
という割り切りの元に着実なターゲットのみに焦点を
しぼった広告は、もっと増える様な気がします。

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