本日は若干マニアックですが、
Web広告の「動き方」に関する事例。
海外の広告会社「レオバーネット社」のHP。
一度、実際にWebサイトを見て頂いたうえで
戻って来て頂けますか。
サイト先では「えんぴつアイコン」にマウスを合わせて、
レオバーネット社の広告実績である様々な「企業ロゴ」や
「リンゴアイコン」をクリックしてみてください。
ぐりんぐりん画面が気持ちよく動き回ります。
↓Click here!
http://www.leoburnett.ca/FLASH/
TVCMでアニメなどを制作する時、
キャラクターの動き方やタイミングはかなり重要だと思います。
ちょっとした動き方の違いで「チョコマカうっとおしく」見えたり
「かわいく」見えたり大きな差が出ると思います。
Web広告は、これまでのマス広告と違い
視覚や聴覚だけでなくユーザー自身が「マウス」という「触覚」に
訴えかける装置を使い「体感しながら」メッセージを
訴求できるメディアだと思いますが
Web広告を制作する時は、
ビジュアルやコピーや音楽も大切だけど、実は
この「動き方」による「使用感の気持ちよさ」という
一見「おまけ」っぽい要素が、
サイト全体の印象に大きな影響を与える気がします。
TVゲームでも、ちょっとしたニュアンスの違いで
気持ちイイ動きかそうでないかが大きく変わりますし。
昔、ファミコンで様々な野球ゲームが大量に発売された時、
結局ナムコのファミスタが「ひとり勝ち」だったのは、
ボールを打った時の感触が優れていたことが大きな原因の様に
感じました。右打者のホームランバッターが思いっきり
引っ張って打つと脳内で納得いく形で気持ちよくレフトに
ボールが飛んでいく感じが、かなりやみつきになる感じでした。
このレオバーネット社のサイトは
とても気持ちイイ動き方をしていますが、
「動き方」をディレクションする「言語」は
なかなか無いので、コントロールが難しいとも思います。
「動き方」というのは、
案外ないがしろにされそうな要素でもありますが
かなり重要な要素でもあると思います。
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