2008年6月30日月曜日

2008年カンヌ⑫「FILM LIONS」②

本日は2008年カンヌ「フィルム部門」で「GOLD」を受賞した
炭酸飲料「SCHWEPPES(シュウェップス)」のTVCM事例。

「水風船が割れる瞬間」など「水がはじけ飛ぶ」様々なシーンが
「毎秒1万コマ」の「超ハイスピードカメラ」で撮影された
「超スローモーション」な映像で次々と展開されていきます。





このCMはおそらくSONY「BRAVIA」のバイラルCMから
インスパイアされて制作されたCMである気がしますし、
「超ハイスピードカメラ」を使用するという
「技術先行」で制作されたCMではあるかもしれませんが、
それでもこのCMは今年のカンヌ「フィルム部門」の中でも
個人的にはかなり好きなCMでした。

タグラインもシンプルでグッと来る感じがします。
タグライン【a moment of】


何よりも、このちょっと不思議で幻想的な映像に
引き込まれつつも、炭酸飲料「シュウェップス」の
「炭酸がはじける」『シズル感』が右脳的に
「シュパーッ」と伝わってくる感じがしました。



「シュウェップス」は、そのネーミングの「語感」および
「音相」が、とても炭酸飲料っぽくて秀逸であると
以前から思っておりました。

「シュ」で始まり「ウェ」と来て「ップス」で締める、
完璧な音の響きを持つネーミングである様に感じます。

「音相」に関する考察は、そのうちまとめて特集したいと
思っておりますが、上記のTVCMは
そんな「シュウェップス」の「はじける炭酸」な感じを
とても良く表現しているCMであると思いました。

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